上司との相性に関わらず、仕事をスムーズに進める方法。
こちらの配信を拝聴。
上司との相性に関わらず仕事をスムーズに進めていくか?について、いい感じの結論に至りました。ぜひ後追い再生もどうぞ!自分の〇〇ないことと、〇〇ことを最初から提示すること #タスクペディア https://t.co/3WgLD6V2Dv
— りんだ@朝活コミュニケーター (@shabelinda31) 2020年3月23日
私の話もしていただいて嬉しかったです!
上司との相性の良し悪しにかかわらず仕事を粛々と進めていくためにはどうしたら良いかというお題について。
このブログをご覧の皆さまはどうお考えでしょうか?
私は、今の会社の最終面接で社長から(障害者雇用での採用だったため)配慮事項を聞かれ、「怒らないでください」と答えました。
この本では「怒られたくない」というテーマに対して、怒らない交換条件を提案してみるという話をしています。
最終面接で「怒らないでください。代わりにタスク管理で仕事はキッチリやります」と言った覚えがあります。
言い方は交換条件ですが、「そっちがしないとこっちもしないからね!」というスネた子供みたいな考えではありません。
以下、このときの思考のプロセスです。
会社のメリットはなにか
↓
仕事をキチンと私が遂行すること
↓
そのためには、私が落ち着いている必要がある
↓
私が落ち着くためには、叱責されないことが必要
↓
怒らないことで、自分も会社にもメリットが発生
↓
だから「怒らないでください」と言える!
まずは相手を勝たせてその結果おこぼれで自分も勝たせてもらうという考え方です。
しかし、相手方(会社)には、「小鳥遊が何か間違ったことをしたときに正す方法が分からない」という、ある種のデメリットが残ります。
そこで、「改善すべきことがあれば、提案という形でお願いします」と付け加えればデメリットは解消されます。
メリットがあってデメリットがなければ会社はウンと言うしかないですよね。そんな状況をいかにして作るかだと思います。
冒頭のお題にかえります。相性の合う合わないはしょうがない(否定も肯定もしない)として、こんな風に考えてみてはいかがでしょうか。
- メリット/デメリットで話す
- 相手へ先にメリットを提示して勝たせて、ついでに自分も勝たせてもらう
- 相手のデメリットをできるだけなくす
冒頭の事例にどう当てはまるかは、ご自身で考えてみてください。
なかなかそう上手くもいかないですが、できるだけ相手を勝たせようとするところから考え始めると良い気がします。
質と締切、どちらを選ぶ?
クオリティを追求すると、締切を破りやすくなりがちではないでしょうか。
「クオリティにこだわる」という言葉には、マイナスイメージはありません。むしろ質を高める努力として賞賛されます。
だからか、
締切は今日までなんだけど、もうひと手間かけるともっと素晴らしいものになる!
だから、締切を破ってもいいよね?
という考えが、多少なりとも誰にでもあるのではないでしょうか。
こちらの本では、その考えと正反対の「締切と質で迷ったら、締切を選ぶ」という話をしています。
たしかに、締切を破ってもクオリティをアップできれば、その時は相手や周囲の人は認めてくれるかもしれません。ただ、それがいつものことになってしまうと、「締切を守らない人」というイメージがついてしまいます。
孤高の芸術家であれば話は別ですが、そうでなければ、周囲との連携を大事に仕事を進めたいところです。そのためには、なるべく予定通りに仕事のパス回しができると良いです。なので、質より締切だなと思う次第です。
この選択には勇気がいります。「質を高められるのに、それをしない」という、自分の良心に背く勇気です。ただ、時間は有限なので、どこかで必ず折り合いをつけなければなりません。
これを習慣化すると、締切時からの逆算で仕上げる癖がつき、結果的にクオリティも上げやすくなります。
あえて一時(いっとき)、質を高めたいという自分の良心に背く勇気を。
人づてに注意されてへこんだら。
こちらの本に書いた通りのことが先日ありまして。
「人づてに、自分への注意を聞く」って、結構メンタルにきませんか?なんで直接言ってくれないのかと思う人が多いのではないでしょうか。
「以前〇〇さんが、『小鳥遊さん、頑張ってるんだけど、なんか違うんだよなー』って言ってたんだよね。何かは分からないけど、考えてみてよ」
その〇〇さんからは、私は何も言われていません。「なんか違うと言われていた」という話を伝聞で知るという、少々メンタルにくる出来事があったんですね。
まさに「人づてに注意されるとへこむ」というテーマを「メンタルが弱い」という章の中で書きました。
そこで大事なのが、まずはへこんでいる自分を肯定して、その上で次の2つの対策をすることだと私は思っています。
- 「人づて」にマイナスイメージをできるだけ持たない
直接言われなければそこまでの(深刻な)ことではないと考えてみます。本当に変えて欲しければ、直接伝えるでしょう。
- 言われたという「事実」より言われた「内容」に注目して自分の行動に反映させる
「人づてに言われたー!」とショックを受けるより、言われたことを明確に理解して、自分が次に取るべき具体的な行動に反映させます。自分の糧にします。
もし、言われたことが曖昧すぎて理解できなかったら、そもそも自分には何も言われていないと考えると良いと思います(ちなみに、今回の私の件はこれだと思っています)。
もし「人づてに言われた内容」が明確であれば、対策の2つ目で仕事術(≒タスク管理)が生きるのです。言われている対象を自分ではなく、自分がやるべきタスクに振り替えることができるからです。
具体的には、自分のタスク管理ツールにあるタスクのどれかを選んで、自分の次にやるべき行動を書き換えることになります。
そんな感じで、人づてにされた注意をうまく自分の糧にして取り込めると、より職場で過ごしやすくなると思います。
タスク管理で人間関係を良くする方法
こんなツイートをしました。
自分は、タスク管理で人間関係の距離を縮めることも、逆に(意図的に)距離を置くこともできてしまうなぁと感じてます。
— 小鳥遊@4/7発売!「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」 (@nasiken) 2020年3月16日
前者は、
・タスクを共有できる(プチ自己開示)
・相手のタスクもデザインできる
後者は、
・相手のタスクもデザインできてしまう
です。
このツイートのもとになったのは、チーム・タスクペディアのりんださん、さがっとさんによるこちらの配信。
本日は #タスクペディア チームよりタスク管理のコツを語り合う配信をしています!タスク管理に欠かせない考え方や知っておくとお得なことを解説しますのでぜひお立ち寄りください♪ https://t.co/Ui4cdJBdBd
— りんだ@朝活コミュニケーター (@shabelinda31) 2020年3月16日
特に、タスク管理で良い人間関係を作る可能性を上げるというのが印象的で。
というのも、「タスクの共有」「相手タスクのデザイン」という2点で、良い人間関係に貢献できると思っているからです。
タスクの共有
私は同じ部署のメンバーとタスクペディアを使ってタスクを共有しています。タスクの中身をお互い知ることができます。すると、これがプチ自己開示となり楽しくなってくるのです。
そんな彼女だからか、タスクペディアを共用して仕事の進捗をお互い見合っていまして、それがとてもやりやすいのです。一緒に参加したミーティングが終わってちょっと目を離した隙に、タスクペディアに私たち2人のタスクが彼女によって登録され、それを発見するときの嬉しさといったら!
なぜか、タスク管理ツールでタスクを共有すると楽しくなるんですよね。
相手タスクのデザイン
さらに、タスクペディアを使っていると、相手タスクのデザインを自分がすることになるので、気遣いができるようになってくるのです。
1つのタスクを自分と他人とで協力して進めていくとき、自分の行動はもちろんのこと、自分が投げたボールに対して相手がどんな作業をして自分にボールを投げ返してくるかまで考えることになります。タスクペディアでは特に。
そうなると、「自分でも訳分からない作業をお願いする」という状態は、非常にタスクとして登録しづらいのですね。
自分が報告書を作る
上司に報告書のチェックをお願いする
(上司が報告書をチェックする)
上司が自分にチェック結果をフィードバックする
・
・
・
赤色が自分ボール持ち。黄色が相手(上司)ボール持ちです。この流れを意識してタスクを登録することになります
「相手の立場にたって考えよう」と、よく言われます。タスクペディアを使っていると、相手のタスクのデザインを意識することになります。
そうなると、例えば相手に仕事のボールをパスするときも、「やって」という丸投げではなく、「これをこうして、こういう状態にして返してください」と伝えられるようになります。
こんな風に気遣いができるようになり、人間関係に良い影響が出るというわけです。
逆に、意図的に無理難題モノのタスクを相手に振ることもできてしまうので、気を付けたいところです。
【PR】要領がよくないとお悩みの方に寄り添う仕事術の本、書きました。
遅ればせながら、校了のご報告。
遅ればせながら、校了のご報告です。
F太さん @fta7 との共著、本日校了いたしました!!
— 小鳥遊 (@nasiken) 2020年3月13日
気が抜けて、体に力が入りませんー!
今夜は美味しいものを食べて、弱いながらも少しお酒を飲もうと思います。https://t.co/dwuzSi48St pic.twitter.com/ycsgHB8NRd
「お疲れ様でした!」「大変でしたね」などいたわりの言葉をかけてくださるのですが、
いやーーーーー、本づくり、すごく楽しかったです!!
楽しかったので、つらかったとか、大変だったとかはあまり感じずにここまでくることができました。
編集者と著者
本を作るといっても、さまざまなやり方があるそうです。著者と編集者の関係だけで考えてみても、例えばこんな。
- 著者の書く原稿は絶対。編集者は原稿を1文字たりとも修正してはならず、印刷に回すだけ。
- 執筆作業をライターに丸投げ。出来上がった原稿を著者がチェックして修正。
- 編集者が書き、著者がチェックして修正
- 著者が執筆し、編集者が修正して著者にフィードバック。
我々は4.でした。具体的には、こんな感じでした。
- GoogleDocumentで原稿を共有
- 相談ごとはSlack
- 直接話したいことは対面かzoom(週次)
共著ということもあり、著者2人の考えがバラバラになりすぎないように合わせる必要があります。そこを取りまとめてくれたのが編集者さん。執筆にあたり、本の基本方針を守れるよう著者の軌道修正をしてくれました。
著者とアドバイザー
「アドバイザー」って何?ですよね。著者にアドバイスをくれた人たち全員です。「こんな話を書こうと思っているんだけど…」とよく相談した、筆頭アドバイザーは妻です。そのたびごとに、アドバイスというか、私の思考を整理してくれました。
また、初校(原稿をもとに組まれた最初の校正刷り)から最終校までチーム・タスクペディアにその都度共有して意見を出してもらいました。すごく参考になりました。
task-management-compilation.com
さらに、私が週に1回タスク管理に関する講座を担当している、就労移行支援事業所EXP立川の利用者の方々には、本の装丁のデザインや色味についてアンケートを取りました。また、同じくEXP立川のスタッフの方々からも、非常に参考になる意見やアイディアをいただきました。
この本は、「ひらめきメモ」のF太さんと共催しているイベントの内容がもとになっています。2019年11月に出版元のサンクチュアリ出版で開催した際、懇親会で参加者の方々と本のタイトル案を考えました。このときの参加者の皆さんの意見が元になり、イベント名をほぼそのまま模した書籍名となりました。
著者のみならず、いろいろな方々の力添えをいただいてできあがった本だと、あらためて実感しています。
要領が良くないと悩んでいる人が、安心して仕事に取り組めるようになる本、「ひらめきメモ」のF太さん@fta7 と一緒に書きました。
— 小鳥遊@4/7発売!「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」 (@nasiken) 2020年3月16日
4/7(火)、@sanctuarybook から発売です。
ご予約はこちらから(サイン本は別途ご案内しますので、まだ予約は待ってください)https://t.co/xZlbw44wPB pic.twitter.com/uwh8lL7DDk
執筆をする中で、ボツ原稿も当然ながらあるわけで、まずはこちら(↓)からでもご予約・ご購入いただいて、おいおいボツ原稿をこのブログにアップしたら面白いかもしれないなと思ってます。
本書いてました。もうすぐ校了!
ご無沙汰してました!
1月16日の更新で、このように書きました。
そして、このイベントが出版のきっかけとなった書籍「要領が良くないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」ですが、春の発売に向けて現在頑張って執筆中です。
佳境に入ってまいりましたので、こちらのブログの更新はいったんお休みします。時々思い出したかのように更新しますが、毎日更新はいったんストップします。校了したら再開します。おそらく2月上旬くらいかと。
「校了したら再開します。おそらく2月上旬くらいかと」
「おそらく2月上旬くらいかと」
いまなんどきでぃ?
(落語「時そば」より)
これを書いているのは、2020年3月11日水曜日。原稿は第4校。あと少し修正したら、晴れて校了となります。ちょっとフライング気味ですが、ぼちぼちこのブログを再開しようかなと。
本ですが、Amazonでもページができてます。すでにご予約いただいている方も。
発売日が4月7日と書いてありますね。実は私まだよく分かっていません。「だいたいその日あたりかな?」くらいに思っていただければと思います。
また、F太さんと私のサイン本が欲しい方は、出版元のサンクチュアリ出版から別途ご案内がありますので、Amazonなどでのご予約はお待ちくださいませ!
校了したら、著者としては販促活動にいそしむことになります。ですが私は少し怖いのです。それは、割と突っ込んだことを書いているからです。私の発達障害のことも、日々やっている仕事上の工夫のことも、かなり洗いざらい書いているからです。
このブログでも自分のことを結構書いてますが、本になったら相当数の方々が読むわけで、どういった反響があるのか想像もつかないので怖い、というのが今の心境です。
これはきっと、「新しいことをする」のに対する正常な反応だと思います。
それに、共著のF太さん、編集の宮崎さんをはじめとするサンクチュアリ出版の皆さんと一緒に作ってきたことで、心強さを覚えています。いやもう、すごい人たちと一緒に本を作れているなぁと毎日嬉しさが半端なかったです。
こちらのブログでも、引き続き、私のような特性を持つ、ちょっと不器用な方とタスク管理の相性の良さを発信し続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。本買っていただけるとなお嬉しいです!
満員御礼!第34&35回「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」
おかげさまで、今回もキャパシティいっぱいのの参加申し込みをいただきました!
【満員御礼】今週末開催「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」、おかげさまで満席となりました。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2020年1月15日
キャンセル待ちをメールで承っております。告知ページ記載のメルアド宛にその旨をご連絡くださいませ!
ありがたや〜ありがたや〜 https://t.co/MKvNtI5dxC
ありがとうございます!
毎回同じテーマなのでリピーターはほとんどいらっしゃいません。それなのに、毎回満員で回数を重ねられているのは、改めてこのテーマの重要性を感じます。
当日参加される方々、よろしくお願いいたします。
そして、このイベントが出版のきっかけとなった書籍「要領が良くないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」ですが、春の発売に向けて現在頑張って執筆中です。
佳境に入ってまいりましたので、こちらのブログの更新はいったんお休みします。時々思い出したかのように更新しますが、毎日更新はいったんストップします。校了したら再開します。おそらく2月上旬くらいかと。
それではまたー!