分かりやす過ぎる「次に取るべき行動」
GTDでは、次にとる行動の明確化が必要とされます。
新しい会計システムを導入するのに、移行期間を設けて、新旧の売上データを突合するという仕事がありました。
数万円の案件が何百件もあり、極端に言えば、それらのすべての伝票が完全一致していないと正しい業績が出ない、という何とも面倒臭いお仕事!
それぞれのシステムの売上データを抽出する
得意先ごとに売上げ額をまとめる
得意先に振ってあるコード番号を元に各システムの得意先ごとの売上げ額を並べる
合っているかどうかを確認する
合っていなければ、各案件の伝票データを見比べて、何が違うのか原因を探す
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まだまだタスクはありますが、
これを、請求書発行までに完了させる必要がありました。
あまりに膨大なデータの前に徒労感があったことと、
実際やる作業は「右と左の数値を見比べる」といった簡単な作業であったことで、
何度も発狂しました(笑)
チームの仕事でそんな簡単な行動をいちいち確認しようすると抵抗を受けることがあります。
「なぜそんな簡単な作業をわざわざ確認するのか」
「言われなくても分かっている等。
それでもきっちりメンバーに確認しないと、解決への道筋から逸れていきかねない。
心の中で「ごめんなさい!」と思いつつ、子供に教えるくらいのレベルの単純作業の確認をしました。
今考えれば、そこまで徹底的にタスクを分解して単純化してやったから、アサッテの方向に走り出すメンバーがいなかったのかも、と思っています。
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業務タスクとかけまして、
修行中の料理人と解きます。
その心は、
細切れにして仕込むことが大事です。
お粗末。