ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

GTDで大物に!?

大物と凡人を分ける違いの1つはおそらく、気になることや心配事から気持ちを切り離し、心を穏やかに保つ能力である。
(「ストレスフリーの整理術」)

……とすると、GTDやれば大物になれるんじゃないか!?

なれる気がしません(笑)

大物って何でしょうかね?

何事にも動じないのが大物でしょうか。

適応障害に陥って、一度本当に何もできる気がしない状態を経験しておりますゆえ、大物だなんて高望みはしません。せめて中物になれれば本望です。

私の感覚からすると、GTDは中物に押し上げてくれこそすれ、大物になるには、プラスαが必要だと思います。

つまるところ、私は、GTDを事務仕事を効率良くこなすための方法論として使っているだけで、

GTDで社長になろう!

GTDで石油王になろう!

GTDで総理大臣になろう!

という風には考えていないんですね。

ただ、事務仕事が鬼のように速くなり、正確さや質も上がること請け合いです。

事務作業の面倒臭さや、完了していない業務の不安に押しつぶされることがないのは、それだけで幸せなことです。

……そこに安住していると、確かに大物になれる気はしませんね(笑)

私は、

以前の私のような、気持ちだけは焦っているものの、どうも上手く仕事が回せない人も、一人前に仕事ができるようになる

という、GTDの持つ効能の恩恵を求めている人が必ずいるはずと考えています。私がそうだったように。

そんな人が、仕事がちゃんとできるようになるのって、本当に嬉しいのです。
やっと社会の一員になれた、というような感じです。

大物とを1人増やすより、そういった中物を10人増やしたほうが、喜ぶ人が多くて良いんじゃないでしょうか。