ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

GTDを他人に勧める時の壁は自分にあった!

QCサークル発信の社内GTD実践プロジェクト説明会で説明をするわけですが、QCサークル内で相談した結果、自分にとっては大きな内容変更をしました。

私が作成したタスク管理ツールの使用を前提とした内容を考えていたのを、外しました。

参加者には、まずは紙とペンのみでGTDのフローをやってもらう、簡単な方法からやってもらうことにしました。

そして、実践してもらうGTDのフローは、収集・整理・処理までにします。
実行・見直しは追ってフォローするという形にしようと考えています。

というのも、説明会自体は1時間なので、あまり詰め込めないこと、タスク管理への抵抗感から、内容を少し薄くしないと脱落する人が続出するだろうからです。

ライフハック界のフロンティア、佐々木正悟さんのブログに、このような記事があります。

「そうすれば効率が上がるに、決まってるじゃないか!」「で、そうしない理由は?」
(「佐々木正悟のブログメモ」)

タスク管理に対しては、なぜかみな一様に忌避する傾向にあるのだそうです。

「その方法を実行すれば、当たり前のように効率化できるから」なんだそうです。

私もGTDを人に勧めて、それでもやってくれないことが多いのですが、その原因としては、

・人は基本的に変化を好まない
・なんだかとっつき辛い

あたりかと思っていますが、佐々木さんの考えは新鮮でした。

ただ、私が今進めようとしているGTD実践方法は、まずは実行できるレベルまで簡単にわかりやすくすることが先決でして、それができてはじめて、

「その方法を実行すれば、当たり前のように効率化できる」

という領域に達することができると思っています。

私は自分独自のGTD手法、特に自作ツールの使用にこだわっていました。

QCサークルのメンバーは、「これでは難しくて分からない」「GTDの原理が分かってから、中・上級者向けとしてとっておきむせんか?」と意見をしてくれて、「もっと簡単に、最小限の事項だけGTDの説明をしよう」という方向性になることができました。相談して良かった。