ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスクにしてはいけない「やりたいこと」

のきばトーク第4回を聞きました。

のきばトーク#4

GTDに興味のある方は必聴です!

その中で興味深かったのが、

何でもGTDで実現可能なのか?

という疑問の提起。

何でもタスク分解すれば目標に達すると思ってはいけないんですよね。
「気になるあの子とお付き合いする」
とか、ほぼ無理ですし!(私の経験のみに基づきます)

それでも、GTDで夢を語るのは良いと思うんですよ。

特に年齢を重ねてくると「夢」という言葉自体マイナスワードと言うか、語るのは痛い奴というレッテルを貼られます。

ただ、その一方で、会社では「目標」という、言わば夢の言い換えのような言葉が業務にはついて回ります。

目標は良くて、夢がダメな理由は?

要は、それぞれの言葉の受け取り方が違うだけだと思うんですね。
実現可能性のあるのが目標、ないのが夢というのが、私の世代アラフォーの良識ある方々の共通認識だと思います。

だから、具体的な方策を立てて実現に向けて努力している人で「夢」と言っている人は、マイナスワードではなく、痛いという印象はありません。

ここで定義する「夢」、例えば「50代だけど、これから宇宙飛行士になる」「綾瀬はるかと結婚する」といった実現可能性の無い(あえて言い切ります…)ものは、そもそもタスクにしてはいけない。

じゃあ、どこが分解点なんでしょうね。

数年前の私は、時間だけ経って一向に社会人として生きていける自信が見出せず、鬱々としておりました。

その時の私にとっては、結婚をして、普通に会社で働き、しかも趣味と仕事の他にもう1つ大きな柱(これです。GTDを広めること)ができて楽しい生活を送っているなんて、夢のまた夢でした。

ちょっと無理そうな目標も、タスクにしてみるのも良いと思います。
そして、完全に分解するのではなく、次にとるべき行動を1つだけ書き出す、それを実行するごとに次の行動を決め、実行する、とかどうでしょうか。

目標に達するかは分かりませんが、さりとて「夢を捨てる」ことにもなりません。フワッと自分のタスクリストに入れておけます。

それで自分が良い気持ちになるなら、「夢」をタスクにするのはオススメです。