イケメンと一緒に帰る
イケメン営業くんの悩み
先日、帰りの電車が社内有数のイケメン営業社員くん(20代後半・独身)と一緒になりました。
営業成績はそこそこ良い結果を出していたと私は記憶していたのですが、最近伸び悩んでいるとのこと。
それよりも、仕事がたくさん来すぎてその処理がし切れていない。どんどん先送りになってしまっている。嬉々として受けたそれらの仕事を、結果的にないがしろにしてしまっているのが悩みだと話してくれました。
この人と仕事をしたい!と思われて、彼のその人徳(見た目だけじゃなくて性格も良い)のおかげで得意先からは気に入られている模様。その結果として、仕事がたくさんくる、までは良いのですが、完全にキャパオーバーという、まぁ、割とある話ですよね。
仕事のモチベーション
さらに彼は続けます。「小鳥遊さんは、仕事のモチベーションってどうやってるんですか?」
キターーーー!
「モチベーションってのはね、自分で『上げる』ものじゃなくて、周囲の環境を整えることで自然と『上がる』ものらしいんだよ」
タスク管理界の草分け的存在、佐々木正悟さんの考えをまんま伝えてみました。
イケメンくんの目の色が変わります。ツカミはオッケー状態です。
タスク管理を紹介
そこから、自分の仕事の情報を全て書きだし頭の中から追い出して、紙かPCに保存すること。書きだした仕事について段取りを組んで、仕事完了までの見通しをつけること。この2つを実行するだけで、頭がすっきりして前向きになれることを伝えました。
メリットに羨望のまなざし
「じゃあ、小鳥遊さんは仕事上のストレスって無いんですか?」と聞いてきたので「ほぼない」と即答。信じられないといった様子でした。
そこで、このやり方はタスク管理「GTD」という方法論に沿ってやっているだけ、決まったフローに従って仕事を処理してるだけと説明し、ちょうど持っていた「ストレスフリーの整理術〜はじめてのGTD〜」、GTD信者にとっての聖書を見せて渡しました。
聖書を渡したところ
以上は電車の中でのやりとりですが、本を受け取ったそのイケメンくん、私が横にいるにもかかわらず、本に引きずり込まれたかのように熟読を開始。「これ借りていいですか?」と惚れそうなくらい真っ直ぐで真面目なまなざしで言ってくるもので、喜んで貸しました。正直、彼にならムチャクチャにされてもいいと思いました(本を)。
布教活動ができました
私が電車を降りるとき、自分はタスク管理をするために会社に来ているので、何か聞きたいことがあったら最優先で話したいから、質問とか話したいことがあったら遠慮せずに来て欲しいと伝えました。
今後も草の根的にGTDを広めていければと思ってます。
ちなみに、イケメンイケメン言っとりますが、私はそっちの趣味はありません。