ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

自分を何かに向かわせるもの

どうすれば着手できるのか

いつまで経っても手が付けられない仕事に着手できるようになるにはどうしたら良いでしょうか?という質問はよくあります。タスク管理的に言えば、具体的なレベルまでタスクを分解するという回答が定石です。

 

心に直接作用するもの

これをもっと深掘りしていくと、自分自身の心の中で作っている障壁を取り払うことだと思うんですね。具体的なレベルまで細かくして取り掛かるのは「あ、これ私でも出来そうだ!」と思うためです。こうして取っ掛かりの壁を乗り越えて、その先にある目的へ向かっていくわけです。

 

タスク管理で四苦八苦

もっとも、「タスク管理というもの」を身につけたらたちどころに着手できて完了へ一直線とはならないことが多いですね。どうやってタスク管理をしていくか、ツールもたくさんあり、方法もそれこそ無尽蔵にあります。タスク管理は、何か決まった要求事項があってそれを満たせばやったことになるといったものではありません。やり方で迷う人が殆どですね。

 

ちなみに私は、今の自分のタスク管理手法で満足できている幸せな部類らしく、どのツールを使おうとかどの方法を使おうとか、迷ったことがあまりないんですね。そのあたりの経験値は少ないのです。

 

音楽もその方法のその1つ

タスク管理以外の方法で、やるべきことに対して自分を向かわせるものは無いか。私にとっては音楽がそれにあたるかもしれないと思っています。聴いただけで自分を奮い立たせて、一気呵成に何かを成し遂げてしまう。そんなことが可能になるのは、音楽をおいて他にないんじゃないかと個人的には思っています。芸術の力はすごいです。

 

とはいえ、この曲を聴くとこれができますといった、薬とその効能のような分かりやすい効き目があるわけではないですよね。聴くときの自分の状態、周囲の環境にも左右されます。

 

私は「なんとなく自分を鼓舞する曲」「なんとなく自分を落ち着かせてくれる曲」を分けています。タスク管理にこういった音楽による援護射撃を加えているわけです。これって実はすごいのではないかと、今さらながら気がつき始めています。

 

とりあえず、今度仕事前にマーラー交響曲第1番の第4楽章でも聴こうかなと思います。激烈に激しいこの音楽に私がどう影響されるのか楽しみです。