ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

「やり方」を変えるだけで自分が変わった

行動療法

例えば、タスク管理ツールを使ってGTDのフローに忠実に今の仕事をやっていけば、そのうち、それが自分な仕事の方法となります。そして、その方法のエッセンスが、新たな仕事に取り組む時の自分なりの方法論となったり、仕事以外での「やるべきこと」への姿勢となったりします。そうすることで、「仕事」や「やるべきこと」を目の前にして起こる、自分の心のザワザワ感を鎮める。これは、ある意味「行動療法」なんだそうです。行動することで、自分の精神状態を良い方にコントロールするというものです。

 

勝ちパターン

言い方を変えれば、自分の勝ちパターンに持ち込めば絶対に失敗しないという安心感を得るための方法論が、タスク管理だということですね。

 

フレームワーク

もっと違う言い方をすると、フレームワークという言い方もありますね。これも、自分が仕事に相対している時に、どのようにその仕事に取り組めば良いかという方法とその順序を表したものです。難しそうに言っていますが、要は仕事のやり方、マニュアルの内容とほぼ同義かと思います。

 

やり方から自分を変える

何かを実行することで自分を変えると言うと、それこそ超常的な何かの力に頼って、根本的に考え方を変えたり、別人格になって聖人君子のような振る舞いをするようになったり、というようなある種の胡散臭さが付きまといます。「自己啓発」という単語に怪しい雰囲気を感じてしまうのも、大概このような思考が自動的に働くからだと思います。

 

しかし、こと仕事の方法、取り組み方といった現実的な色を帯びると、胡散臭さは無くなります。仕事のやり方、フレームワークを学べば、毎日の実務が大いに捗ったり、具体的で目に見える何らかの変化を自分に引き起こします。日々実行する方法論が、自分の思考・中身までそっくり変えてくれる。そんな実感があります。

 

ここはひとつ、地道で地味な作業の寄せ集めではありますが、タスク管理を実行することで、自分の心のありように変化を来すという経験をしてみてはいかがかと思います。

 

奇蹟を起こす教祖にお布施を払うより、ずっと地に足のついた成長ができるんじゃないでしょうか(笑)