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ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

失敗を失敗に終わらせない

今後気をつけます!の不毛さ

何か仕事でやってしまった時、迷惑をかけた相手、マネジメントをしている上司に向かって何と言いますか。「今後気をつけなさいよ」「はい、以後気をつけます」というやり取りに終わることってないですか。

 

私はこのやり取りは、100%とまではいきませんが、かなり不毛だと思います。ミスが起こらないように、どういう改善をしていくか対策がなされていないからです。

 

もちろん、本当に手の打ちようがないほどウッカリなミスもありますね。そのようなのはしょうがないと思います。自分がしてしまったら、何と申し開きをすれば良いのか分かりません。

 

工夫すればミスがなくなる、あるいは減るようなやり方を検討もせずに、「今後は気をつけます!」とだけ言って終わりって、それだけ?と思ってしまいます。

 

失敗は成功への序章? 

だからと言って「失敗は失敗じゃない。成功への第一歩なのだから」みたいなことをちょっと高めの椅子のあるカウンターバーでスラッとした長い足を片方だけ一気に伸ばして片肘ついて高い酒をあおりながらしたり顔で言うのも、何かちょっと憚られます。ああ、これは私の偏見が大分入ってますね。

 

良いこと言っているんですけど、それだけだと地に足がついていなくて、そう言って自分をただ慰めているだけのような気がします。

 

失敗の記録

タスク管理では、記録がまずありきです。記録によって、自分のどこが悪かったかを具体的に見つけて、具体的な対策を立てられるんですね。ただ単に「今後は頑張ります!」ではない。

 

「今回は、この部分の判断が間違いましたので、同様の時には、次はこのようにするようにします」

 

「この部分を早く実行しなかったので、全体的な流れを止めてしまい、期限に遅れてしまいました。次回はこの部分にすぐに取り掛かります」

 

このように言われたら、確実に結果を変えられるし、報告を受ける方も「またか」と怒らなくてすみますね。タスク管理で「収集」し、目的を明確にして具体的な手順まで落とし込んだ仕事の記録を参考にして、より成功できる手順に変えるという、極めて実務的な方法で自分を成功へと導いてくれます。曖昧な「今後は気をつけます」の目的とするところ__ミスを再発させない__を実現できるようになります。

 

失敗の記録はタスク管理のフレームワークに落とし込むと、全て成功の下準備となり、失敗という評価で終わってしまうものにはならないという点で、タスク管理は失敗を成功に転化する技術であると言えます。