ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

厄介な自分の中の「あいつ」

「あいつ」

最近取り始めたメールマガジンにこんな一節がありました。広島ブロガー会の主催「イチ(@kumacharo115)」さんによる【さいんぽすと通信】というメルマガです。

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何か新しい行動をしようと考えたとき、心の中で「でも」とか「そんなの無理」という言葉が聞こえてきませんか?

 

それが「あいつ」の声です。

 

「あいつ」は、言葉巧みに言い訳をこしらえて、行動させないようにしてくるんです。

その声が聞こえた途端、「やっぱり無理だよね」とやる気と好奇心がしぼんでいきます。

「あいつ」の声は、自分の声と同じなので、自分の本心と錯覚してしまうのです。

 

いますねー!「あいつ」

 

行動が遅いとか行動ができないタイプは、きっと「あいつ」のせいなんですよね。特に、何か思い切った行動や新しいことを始めようとするときに「そんなことして本当に大丈夫なのか?」「やったって無駄無駄!」という「あいつ」の声が聞こえてくるような気がします。  

 

可能なことや妥当だと思えることだけに選択肢を限ってしまったなら、本当にやりたいことから遠ざかってしまうことになる。すると、残ったものは妥協ばかりである。__ロバート・フリッツ

(デビッド・アレン「ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則」)


結局「あいつ」という自分の内なる声の言う通りにするだけだと、こうなってしまいます。人間は考える葦であり、つい考えてしまう葦なんですね。自分の想像力が、自分に良からぬことを考えさせてしまい、安全な道しか進めなくなるというわけです。

 

そして、「あいつ」に打ち克つ力の源泉もまた自分の想像力です。 タスク管理の重要な「本当にやりたいこと」をタスク分解して、ちょっとずつ進むという時に必要な想像力。やりたいことをイメージして「でも無理じゃね?」と指摘してくる自分の中の「あいつ」を引っ込ませて行動に持ち込むかどうかが分かれ道となります。

 

その想像力を強力にサポートしてくれるのが、タスク管理メソッド”GTD”とそれが定めるフローです。自分の中の「あいつ」に打ち克つ想像力を自然にできる自動回路を、タスク管理メソッド"GTD"は作ってくれます。よろしければGTDを是非ご一緒に。