仕事の主導権を握る
「仕事に追われる」とは
「仕事には追われるな、仕事を追え」とはよく言われます。別に仕事は逃げていかない(むしろ逃げて消えて欲しいこともありますが)ので、自分と仕事が追いつ追われつの関係になることは、ちょっと想像しづらいですよね。
明日に向けて気分がモヤモヤする方も多くいらっしゃるかと思います。それは「仕事をやらされている感」が原因であることがあります。なので、ご自身が人生の主導権を持っていることを思い出して、自分自身を力づけてください。
— ヒカリラボ@専門的なカウンセリング (@Hikari_Lab_Inc) 2017年6月11日
うつに有効な、認知行動療法に基づいて製作された「SPARKS(スパークス)」を日本で発売したり、手軽にオンラインカウンセリングが受けられるサービスを提供している「HIKARI LAB(ヒカリ・ラボ)」が発信したツイートです。ここに「仕事に追われる」とは何かという問いに対するヒントがあると思います。
仕事をやらされている感
私は「仕事をやらされている感」というキーワードになるのではないかと考えています。「やらされている」から追われている感じがあるような気がするのです。仕事を片付けても片づけても新たな仕事がドンと置かれる。いつまでやればいいのか終わりが分からない。仕事の量の調整が自分以外にあるときはこんな状態ですね。そこには「やらされている感」があり、「仕事に追われている」状態です。
仕事を追っている状態
逆に、どれだけの仕事をすれば仕事が終わるのかを把握していれば、仕事の量の調整は自分自身にあり「やらされている感」はなくなりますね。「ここまでやれば終わり!」というゴール地点が見えている状態です。これには「追われている感」は無いですよね。
つまり、①どうなったら完了になるのかが明確になっており、②そのためにはどういう手順を踏めば行き着くかが分かっている状態であれば、仕事を追っていると言えるのではないかと思います。
仕事の主導権を握ることができるのは、仕事を追えているときだと思います。そのためには上記の①②が必要であり、タスク管理はこの①②がワークフローに取り入れられています。