ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスク管理を本気でやるには

良いものだけど、やらない

タスク管理の話をすると、ほとんどの方がいいねと言います。ただ、やってみるかという段になると途端に「いやちょっと今は忙しくて」「今はアレなので」「それより仕事しなきゃ」など言って離れます。うーむ、残念。

 

説明だけ聞くと「いい」と評価してくれるんですよね。でも勧めるとやろうとしないというのは、どういうことなのか。

 

めんどくさい
今の作業量に新たな作業「タスク管理をする」が追加されるので、ますます面倒臭くなるだけなんですね。これはめんどくさいですね。分かります。

 

本気になる
では、タスク管理をやっている人たちはその面倒臭さをどう乗り越えているのか。それは一言でいうと「本気になる」です。タスク管理をするという作業自体が追加されることをやむなしとして腹をくくることです。では、なぜ腹をくくることができるのか。

 

面倒臭いことができるには
腹をくくることができる理由はただ1つです。「それよりもっと面倒臭いことを避けるため」です。私の場合は、タスク管理をしないと仕事がもとまらず、散在してしまってその存在を忘れてしまうという最高に面倒臭い展開が避けられないからです。

 

それなら自分もそうだと思う方は多数いると思います。でも、だからと言ってすぐに行動を起こせる人は少ないのではないでしょうか。私もそうです。タスク管理イベントのたびに「あれ、個人用名刺どこだったっけ?」などと、毎回余計なタイムロスを家でしています。その度に「置くところを決めておこう」と決めるのですが、結局帰ってくると適当な場所にファサッと置いてしまうのです。

 

本気になる原因
ではなぜ私がタスク管理を継続できているのかというと、史上最高に痛い目に遭ったからです。もう自分は社会人として生きていけないかもしれないというくらいに思ってやっと「こりゃ何か手を打たないといかん」と思えるようになりました。

 

「痛い目に遭わないと人は変われない」という、あまり受け入れたくない教訓が頭をよぎります。私にとってはタスク管理を本気でやるきっかけはそのような顛末でした。

 

本気まで出さなくても
もうちょっとライトに始めたい、痛いのは嫌だ、というのが心情ですよね。まずはちょっとずつやってみることをお勧めします。月並みですが、ちょっとやっては辞めて、またちょっとやっては辞めての繰り返しで、なんとか少しずつ軌道に乗っていくのではないかと。

 

何であれば、タスク管理についての本を読んだり、ネット上の記事を読んだり、トチ狂ったタスク管理マニアのSNSアカウントをフォローしたりするのも良いかと。誰かをdisったり喧嘩したりしない平和な世界です。よろしければ是非ご一緒に。