ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

長期的な計画を実行する粘り強さ

半年かかる企画をやり終える
先日、長期間かけて完了させる企画を終わらせました。タスク管理以前の私は計画性など皆無で、1〜2週間かかるものすら抜け漏れが発生したり、まともに進捗報告できない有様でした。単発のものであれば何の心配もなく手をつけられるのに、それが多数集合するだけで難易度がグッと上がり、頭の中が混乱してしまっていたのです。なのに、長期プロジェクトを完了できるようになったのです。

 

何のストレスもなく完了
そんな私が、タスク管理ツールを愛でているだけで、長期プロジェクトを終わらせることができました。なぜなのか。

それは、タスク管理により集合した多数のタスクを単発のタスクへとバラすことができたからです。タスクの分解をしていって、1つ1つの細切れになって実行が容易になったタスクに着手するだけという、「これなら自分はできるという勝ちパターンに持っていくことができた」からです。

 

継続的に少しずつ実行できる仕組み
遂行能力を自分の頑張りとか忍耐力に求めるのではなく、仕組みでサポートする。無理なくストレスフリーに進めることができ、安心して取り組み続けることができたのはここに理由があります。

 

なので、長期間なプロジェクトを始めるにあたっては特に、「安心感を与えてくれる仕組みを作ること」が何よりも先決だと思います。そのためにはやるべきことを書き出して、具体的な次の行動までその仕組みに落とし込んでリスト化すること。タスク管理の基本中の基本です。

 

やるべきことを列挙される恐怖?
そんな細かい単位までバラしてリストに書き出すと、やらなきゃいけないことをまくし立てられているようで、そっちの方が緊張するという感覚があるかもしれません。

 

そういった考えに対しては、やれていなくても、「やれていない」という状態があり、アラートが表示されていること自体が安心材料になります。締め切りと相談して「しょうがないからやるか」「まだ大丈夫」と判断することが可能だからです。ですので、私としては特段気にすることにはなりません。

 

むしろ、書き出していないと、その判断すら不可能です。人間の不安は不確実なことに対して生まれるので、「やらなきゃいけないことが他にあるかも」という疑念がわく方がよろしくないかと。

 

タスク管理システムには「実行力」はない
ただ、タスク管理の仕組み自体は自分を叱咤して無理やり実行に向かわせるような強制力はありません。そこは自分が実際に手を動かす必要があります。でも、実行できなかったとしても、やり直しが容易な環境を提供してくれます。その安心感こそが、タスク管理ツールの最大の恩恵、粘り強く取り組む姿勢を後押ししてくれる強い味方だと実感しています。

 

余談
ちなみに、自ら実行するには、義務感は大事かもしれません。仕事だからやらなきゃいけない感があるのは否めません。私にとって優先すべきダイエットは失敗ばかりです。これは、自分に義務感を与えられていないからなんだと思います。芸能人ですごい勢いでダイエットに成功する人が多いのは、それが仕事に直結するからかもしれません。