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「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスク管理継続のカギ、「見極め」を極める

ツールとっかえひっかえ
タスク管理マニア界隈では、ツールについての情報が非常に多く飛び交います。
自分の求めるタスク管理の方法により近いものを提供してくれるツール、あるいは、そのツールが提供してくれるやり方をはじめて知って「今のやり方よりこれの方がいい!」と思って乗り換える等々。

 

ちなみに、私は基本的に自作タスク管理ツールしか使っていませんので、タスク管理をやっている人たちが盛り上がる「このツールでは」「あのツールでは」といった談義では聞く一方です。

 

ツールに惑わされていませんか
タスク管理始めたばかりで、どうも今やっているタスク管理のやり方、ツールがしっくりこないときは、自分がどう「見極め」ているかを再度確認する必要があるかもしれません。

意味を考えるこのステップ(見極め)を飛ばしてしまうと、いつまでたってもトンネルの出口は見えてこない。その理由に気づかない人はツールでそれを解決しようとする。しかし最新の整理ツールやアプリケーションをとっかえひっかえ試してみるが、結局期待しているような成果を得ることはできない。一方、「見極め」のプロセスを習慣にしてしまえば、あとはさまざまなツールの中から一番自分に合ったものを自由に選べるようになる。逆に「見極め」やらない人には、何を使ってもうまくいかないという感覚がつきまといつづけることになる。
(デビッド・アレン「ストレスフリーの整理術 実践編」より)

ツールに登録しても進まない!?
自分のやるべきタスクは書き出した。そしてそれらをツールに入力した。さぁやるぞ!と意気込んでみたはいいものの、どうしてか手につかない。タスクが進まない。ツールのここが悪いんじゃないか、使い方を変えてみた方が良いんじゃないか、別のあのツールならスムーズにいくんじゃないか、そんな感じになることはあるのかもしれません。

 

私の場合は、ずーっと昔にTODOリストを作って書き出して、結局すごい量のリストになるばかりで全然進まなかったためそのTODOリストはやめてしまいました。そのときのことを思い出しました。

 

「望むべき結果」「次にとるべき行動」が言語化できるか
結局、どんなツールを使っても、この「望むべき結果」を定義して、「次にとるべき行動」あるいは「完了までの手順」を決められるかどうかは、残念ながら自分次第なのではないかと思います。ツールはあくまで自分のタスク管理運用を入れる容れ物、枠に過ぎない。

 

「望むべき結果」「次にとるべき行動」の言語化は、GTDの「見極め」ステップのことを指し、ツールの機能では(現在のところ)行うことができないものです。まずは自分なりの「見極め」をイメージできてこそ、ツールを使いこなし、タスク管理をうまく運用するのではないかと__他のツールの知識の乏しい私ではありますが__思うのです。