ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

衝動性をタスク管理でコントロールする

衝動性の自覚
自分には衝動性があることを自覚しています。良い方向に影響しているところもありますが、良くないことも多々あります。

 

実は、割と最近まで自分の衝動性には無自覚でした。ADHDは「注意欠陥・多動症(昔は「注意欠陥・多動性障害」)と言うので、「不注意」「(貧乏揺りのような)多動」の2つの要素しか考えていませんでした。

 

最近、言いたくなったらそれを抑えずに言ってしまったり、やりたいと思ったらすぐに行動してしまう傾向があることをなんとなく自覚し、「自分、衝動性あるかも」と思うようになりました。

 

仕事中の「衝動」
私の中で問題になるのは、仕事中に衝動的に動いてしまうことです。今やっている仕事があるのに、ちょっと目に入ったメールに気を取られてしまい、元の仕事をほっぽり出してメール返信をしてしまったりします。

 

また、集中して取り組まなければいけない業務をやっている最中に「ちょっといい?」と話しかけられ「ちょっとお待ち下さい」が言えずにその人が持ちかけてくる仕事を優先してしまい、途中まで進めていた元の仕事が元の木阿弥になってしまう、というのは、自分にもあり得ることだと感じます。

 

タスク管理で衝動性を抑える
この衝動性は抑えたいところです。そのためには、「今、あなたはこれをやっているんですよ!他は考えなくていいんです!」というお目付役が必要です。

 

このお目付役が、私にとってはタスク管理ツールです。

 

「今あなたには、やるべきことはこれくらいあります」(ハイッ!)

 

「逆に言うと、ここ以外にやるべきことはありません」(ホッ……)

 

「そして、今あなたが取り組むタスクはこれです。他は後回しで良いです」(これさえやれば良いんだ!)

 

(あ、なんかメールが来た…)
       ↑
衝動性発動の兆し!

 

「そのメールは未読にしておいて、後でタスク管理ツールに入力してから取り組みましょうね」(そ、そうですね……)
       ↑
衝動性抑制に成功!

 

私のタスク管理ツールに喋りかけてくる機能はありませんが、こんな感じで自分の衝動性をコントロールできていると感じます。大いに助けられています。

 

戦いは続く
とは言うものの、この私の特性は相当根が深いようでして、タスク管理ツールの制止を振り切って「ええい!やっちまえ!」と、衝動的に目にたまたま入っただけの仕事に飛びついてしまうこともままあります。優等生にはまだ程遠いようです。