ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

「何歳?」「何歳に見える?」問題

あるあるネタ

「何歳ですか?」と聞いて「何歳に見える?」という返しをされると面倒臭い、というあるあるネタです。このやり取りは決して非日常ではなく、しかもそれに気がついていないのです。

 

曖昧な指示

仕事で「こういうのを作って欲しいんだけど、、、」と指示を受けて作ると「うーん、ちょっと違うんだよねー。もっとこう、エッジの効いたさぁ…」と返される。「エッジとは何ぞ?」と調べて「人を刺激する鋭い感覚」「個性を際立たせた」と分かるや、ますます明後日の方向に進んで行く。そんな光景が目に浮かびます(私の経験からくる光景です)。

 

曖昧な指示の方が楽

指示する側は曖昧な表現をして、相手がそれをうまく汲み取ってくれれば大変ありがたいのです。優秀なクリエイターはその汲み取りが上手いか、汲み取りが浅くても有無を言わせない説得力のあるクオリティのものを返してくるから評価されるのだと思います。いずれにしても、指示側は「いい感じにしておいて」とだけ言っておけば良いという、極めて楽な仕事で済む。これはいいですね。

 

私はクリエイターではない

ところが、優秀なクリエイターではないどころか、額面通り受け取りがちな私は、真意を汲み取るどころか、少ない指示情報を真摯に反映させてしまい、とんでもないものを作ってしまうことが往々にしてあります。

 

要望には応えているつもりなのに、なぜだめなのか。自責傾向が強い私は、それだけで自滅の道まっしぐらでした。

 

魔法使いになる

ここ2,3年で、やっとこの「曖昧な指示」攻撃へのカウンターを繰り出すことができるようになってきました。「具体的にはどういうことですか?」魔法を唱えられるようになったのです。

 

小鳥遊は「GTDの使い手」になった!

タスク管理"GTD"を実践していると、自分がやるべき行動を具体的な表現にすることが大切なことが分かります。GTD通りに進めるために、曖昧な指示をそのままにせず、ちょっと勇気を出して「それって具体的には……」と聞き返すようになりました。ドラクエ風に言えば「GTDの使い手」という称号を得た!といった感じです。

 

指示はクイズじゃない

指示する方とされる方のやり取りは、クイズになってはいけないと思います。遊んでいるなら別ですが、仕事であれば相応の責任感を持って取り組みます。「なんか違う」みたいな返しをされ続けると、割とメンタルにきます。何往復かのやり取りにかかる時間も無駄になります。具体的にどうして欲しいのかを必要最低限のやり取りで伝えられるのが理想ですね。

 

ちなみに、「これかな?」「ちがーう」「じゃあこれ?」「もぅ、違うってば!」「あははは」「うふふ」と、イチャつきたい方々は、どうぞご自由に!はたから見てると、とても和みます。