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「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスク管理"GTD"で「言い切る自分」を手に入れる

言い切りたい
仕事の場で意見を求められたり判断を求められるとき、「こうです!」と言い切れる人になりたいと思っていました。今も思っています。

 

意見などを言った相手から「それ本当?」とか「あ、そうなんだね」と言われると、私はつい自分を疑ってしまいがちです。自分の言っていることは本当に自信を持って言えることなのだろうか?と考えてしまうんですね。

 

結果、相手の問いかけに対してひるんでしまう。そうせずに、自分の思ったことや考えたことを堂々と言える自分になりたいと思い続けています。堂々と言い切れるために必要なことは2つあると思っています。

 

1.自分の判断に自信を持つこと
「こうです」と言い切るためには、まず自分の意見や判断に自信が持てるかが大事ですよね。

 

2.間違いを恐れないこと
そしてもう1つ、自分の意見や判断が間違っていることを怖れないというのも大事だと思います。だからと言って放言しっぱなしはNGで、間違っていたときに素直に認めてリカバリーをする覚悟ができているかどうかが、自分の意見などの間違いを恐れないことの本質だと考えます。

 

タスク管理による可視化
「こうです」と言い切るために必要な2つのことは、タスク管理でかなりできるようになりました。

 

自分の判断に自信を持つ仕組み
「タスクの目的の見極め」と「タスクの分解」が有効だと感じています。目的を明確にして書き出すことでブレずに済みます。「それって本当?」という揺さぶりに対してひるんでしまう原因の1つに「もしかして、自分はアサッテの方向を向いて見当違いのことを言っていやしないか」という疑念があります。

 

目的を把握してブレていないということが分かれば自分への疑念は解消できます。目的を言語化してツールに書き出すことが必要なタスク管理"GTD"は、必然的に自分がやるべきタスクの目的を把握することになります。

 

また、目的を達成するためにやる手順も、自分がその時の気分でパッと思いついた行動をしていれば「あれ?こんなことやっていていいんだっけ?」と自信がなくなります。GTDでは、目的を見据えて次の具体的な行動、つまり手順に分解してから実行します。そこには思いつきではなく、落ち着いた環境で事実や論理的な根拠に基づいて考え、自分なりに正しいと信じる手順が記されているので、臆することはなくなります。

 

このように、GTDによる仕組みを実践することで、自分の判断に自信を持つことができます。

 

間違いを恐れない仕組み
とはいえ、いくら自信を持った判断とは言っても、客観的に見たら間違っていることもありますね。そこからのリカバリーがすぐできることは、「間違っても大丈夫」と思うために一役も二役もかっていると思います。

 

GTDでは、定期的にツールを見直して更新することになっています。間違っていたら軌道修正すれば良いという柔軟な考え方が仕組み化されているのです。

 

また、上で書いた「タスクの分解」、これは目的を達成するためにはどのように行動すれば良いかという思考を細かく分けて可視化したものなので「どこを修正すれば良いか」という点を簡単に見つけることができます。

 

「あー、下手こいたー!」と思うと、ほぼ自動的に自分全部を否定してしまうという習性を持っている私には、「あー、タスク管理ツールのここを変えればいいんだ。たったそれだけのことだね!」と、良い意味での責任転嫁ができるようになり、間違うことやミスすることに対する免疫がだいぶつきました。

 

タスク管理は「言い切る自分」を応援します!
タスク管理ツールを使っているだけで、こんな効能もあったなと書きながら思い返しています。単なるエクセルの表が、ここまで自分を後押ししてくれるなんて、やっぱり凄いぞGTD