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「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスク管理を続けるコツは「覚悟を決めること」

先日のイベントで「タスク管理に時間を取られてしまう問題」について質問がありました。

 

 以前も、タスク管理にかかる時間は必要なものとして諦めませんかという記事を書きました。

hochebirne.hatenablog.com

 

とは言え、やる時間が取れない場合はどうすれば良いのかという質問には「それでもなんとかして」と簡単に答えることができないと思っています。無責任な回答になってしまうからです。

 

答え方の1つとしては「タスクを登録したり更新するのにはせいぜい10〜20秒です。そのくらい短ければ、捻出できるはず」というものがあります。

 

しかし、そもそも目の前に常にタスク管理ツールがあるとは限らないのですよね。

 

そこで、もう1つの答えを先日のイベントではお答えしました。「覚悟を決めるしかないのではないでしょうか」というものです。

 

私の経験では「タスク管理の時間を捻出しなければ」と苦労した覚えがありません。このタスク管理ツールに入力し続けなければ、自分はまた抑うつ適応障害という二次障害を起こして休職・退職してしまう、という切羽詰まった考えがあったからです。誰になんと言われようと、自分の身を守るためにタスク管理ツールの更新が優先します。

 

話しかけても、なんか分からないエクセル(タスク管理ツール)をいじっていて無視された、と悪く思われてもいい。開き直りは、間違いなく自分のタスク管理がうまく回る原動力の1つです。

 

開き直るには、それ相応の覚悟が必要です。「自分はデキるかも」という人は、ある意味その覚悟があるとは言えないと思います。自分に絶望した人だけがする開き直り、覚悟はタスク管理を強力に推進します。この考え方はかなりの極論ですが、私のイベントに参加される方は共感していただける可能性があるのではないかと考え、思い切って「覚悟を決めるしかない」とお答えしました。

 

その応答は、質問された方が「分かりました」と言って終わりました。私としては、言ってよかったのか、言い過ぎではなかったかと少し気がかりではあります。

 

ただ、「覚悟を決める」という回答は私にとってしっくりくるものでしたので、同じ考え方でしばしいこうと思います。