ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

未知の仕事の不安を解消する

私は仕事からくる不安が大の苦手です。大したことないと思えるようなことでも、勝手に自分の中で増幅してしまい、精神的なダメージを勝手に負ってしまうのです。

 

「不安が推進力の源となる」という話があります。それが言えるのは、その不安は解消可能だと自信があるときだと考えています。その自信は根拠があろうがなかろうが関係ありません。その人の中で不安が解消できると思っていれば、たとえそれが思い込みであってもいいのです。ああ、あやかりたい、あやかりたい。

 

最近、全く訳が分からない仕事を1つしています。製品のパンフレットを作るというものです。やり方がわかっている人からすれば「なんだこんなこと」でしょうが、私にとっては未知の仕事です。どうやって進めればいいのか見当もつきませんでした。

 

タスク管理以前は、以下のような経過を辿ったものでした。

 

その仕事について考える

どうしたらいいか分からない

不安が発生

頭の中でアレコレ考える

何も行動できず逆に不安だけが増大

締め切り迫る

何も行動できず逆に不安だけが増大

(以下ループ)

 

お分かりかと思いますが、これでは結果が出ません。それどころか焦りや自己肯定感の低下を招くことになります。

 

今はどうか。やっと見通しがつき始めま、不安はかなり解消されつつあります。以前と何が違うのか。

 

その仕事について考える

どうしたらいいか分からない

不安が発生


ここまでは同じです。違うのはここからです。

 

目的(望むべき結果、締め切り)を明確にして書き出す

(自分なりに分かる範囲で)目的達成への手順を書き出す

※間違っていても構わないと考えます

まず1つ目の手順を何も考えず実行する

再度、目的達成への手順をチェック

次の手順を何も考えず実行する

(以下ループ)

 

こうすると、不安を無駄に増幅させることなく進めることができるようになりました。

 

これはまさしくタスク管理のおかげです。目的を明らかにして、それを達成するためにタスクの分解をして手順を書き出すというタスク管理の王道を実践しているだけなんですね。仕事の見通しがつくだけで、私が不安でいっぱいに(勝手に)なっていくのを防いでくれます。

 

このタスク管理の方法論で、未知の仕事に対して有効に対処することができています。