ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

GTDは「いまここ」に集中する技術。

こちらの記事を読みました。

inkyodanshi21.com

ひとつずつ「いまここ」に集中する状況を自分自身で作り出しながら、やりきる感覚を得ていくことが何よりも重要

 

このこと、とても実感しています。

 

ADHDは注意欠陥・多動症と訳されます。私は注意欠陥の方が比較的多いのですが、多動も多少あるようです。

 

いまここに集中することのむずかしさ

多動の気があると、目の前にあるたくさんのやるべきことから1つを選び出して集中することが非常に困難です。目移りという言葉があります。まさにこれです。目に入ってくるものすべてに「やらなきゃ!」と反応してしまうのです。

 

上記のブログ筆者の鳥井さんは、集中すべき対象タスクの実行期間を年単位で書かれています。ADHD当事者にとっては、それが分や秒単位の問題になります。瞬間瞬間で目に入るものすべてに反応すると、すべてに中途半端にしか対応できなくなります。最終的には、何も成し遂げなかったという記録しか残りません。

 

GTDはいまここに集中するようしむけてくれる

GTDのツールは、目に入るものすべてに反応してしまう特性を和らげ、1つのことに集中する助けになります。それは、目に入る範囲を限定して、「この範囲が自分のやるべきこと全てだ」と思わせてくれることで、よそ見をすることから自分を遠ざけてくれます。

 

また、限定された範囲においても、「これは今やらなくても良い」「今これをやらなければいけない」と色分けをしてくれます。ツールが、これに注目!と集中すべきタスクに目を向けさせてくれます。
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このタスク一覧画面にすべてのやるべきことが収まっており、さらにいえば、自分ボール持ちである一番下の冷蔵庫のビール本数確認だけやれば(今のところ)よいということが分かる。

 

最後に

特に会社のデスクにいると、ひっきりなしに情報が飛び交います。メール、会話、電話など、タスク過多になりやすい場に身をおきつつ集中することが大事になります。ADHDの多動の要素を持っている人は、大変やりづらい環境です。

 

しかし、ずっとそばにいて「集中してこれをやりきりましょう!」とエールを送ってくれる存在__タスク管理ツール__は、かけがえのない存在だと実感しています。