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「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

要領が良くない自分をどうにかしたい人のためのワークショップ、開催しました。

昨日、「要領が良くない自分をどうにかしたい人のためのワークショップ」を開催しました。

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www.kokuchpro.com

 

イベント内容

このイベントは、タスク管理を実践し始めた方のため、タスク管理上でのつまづきの解決のヒントをお持ち帰りいただくという趣旨のものです。私が別にやっております「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」の次段階という位置づけです。

 

具体的な内容は、こんな感じです。

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最初にレクチャー『タスク管理』のキホン

30分程度で、タスク管理の基礎をご説明。当日使用したスライドの一部を。

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タスク管理をすると「タスク管理をする」というタスクが増えるわけですが、それを面倒臭がっていては、タスク管理の恩恵にあずかることはできません。

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最初から自分を変えようとするのではなく、環境(仕組み・やり方)を変えることで行動が変わり、それにより自分が変わっていく、という順番で変えていくのが理想的なアプローチ。

 

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タスクは「(タスクの集合体である)プロジェクト」「ルーチン」「スケジュール」「レシピ」の4種類として扱う。それらを、自分が使っているタスク管理ツールに入れる。

 

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発生するタスクをとにかく何でも投げ入れストックしておく「オープンリスト」、オープンリストから時間や場所などの条件で抽出した「クローズドリスト」の2つを駆使して、日々発生する「やるべきこと(タスク)」を、自分に合った形で実行していきます。

 

オープンリストは、アナログであればメモ帳で良いですし、デジタルであればTodoistタスクペディアがあたります。とにかくタスクをストックし「ここにやるべきことが全部ある」というものを持っておきます。

 

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そうして整えた仕組みは、タスク管理の金字塔”GTD"という考え方に沿って運用されます。

 

手前味噌ではありますが、タスク管理を知るのに必要な情報をこれだけコンパクトにまとめたものは、なかなか無いと思います。

 

事例検討

そして、本イベントの大事な部分にさしかかります。参加者の皆さまから、実際にタスク管理を行っている上で、どんなつまづきがあるかを共有していただき、それに対して解決のヒントをその場でお答えしました。

 

ただ口頭で話すだけだと、まとめきれなくて結局何も持ち帰ることができない可能性があります。参加者の方々が持ち帰りやすいよう、論点を簡潔にホワイトボードに書き出しました。そんなわけで板書はスピード勝負なところがあり、字が汚かいのはご勘弁を。

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 板書はあくまで要点のみでしたので、口頭での補足については参加者の皆さん熱心にメモを取っていました。

 

最後に

10時に開始して、途中休憩を2回はさみ、最後の方の事例検討が終了したのがちょうど13時でした。かなりの情報量になることが予想されていたので最初から「巻き」で飛ばしていきました。それが良かったのかもしれません。

 

タスク管理はかなりマイナーなテーマなので、仕事仲間や家族、友人に軽く聞けるものではないと思います。こうしたサードプレイスを定期的に用意して、より生きやすくなるのは大事だと考えています。

 

また開催したいと思いますので、その際はふるってご参加いただければと思います。