ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

自分を変えるより、環境を変える。

こんなツイートをしました。

 

自分を変えようとしないで

こんなときに一番避けたいのは、自分を変えようとすること。かならず「集中できない自分は、ダメなんだ……」と考えます。

 

考えたら、自分の集中力はコントロールできないことの方が多いですよね。ちょっと気になるものが目に入ったら、すぐ前で話している人の内容が入ってこなかったり。

 

集中できる自分にならなければ!と思って自分を変えようとしても、なかなか身を結ばないのでは、と思います。

 

どんな環境を作ればいいのか?

自分ではなく、環境を変えて集中できるようにする。この「集中できる環境」とは何か。ツイートで示した3つのうち、3番目が特に重要だと考えています。むしろ、3のために1と2があると考えてもいいです。3はそのまま集中できる環境の言い換えのようなものです。

 

気が散らないように、つまり他に目移りしないようにするために一番効果的な方法は対象を1つに絞ることです。しかし、私たちの身の回りには物や情報にあふれているので、目に入る範囲からなくすのは不可能です。

 

それなら「これ以外は見なくていい」と自分を信じこませるしかありません。ツールを使って、次の2つを信じ込ませます。

  1. ここ(ツール)以外に気にするべきタスクは何もない
  2. これはやるべき価値のあるタスクだ

 

タスク管理手法"GTD"のフローに当てはめると、1つ目は「把握」、2つ目は「見極め」が関係します。

 

GTDによって集中できる環境を作り出し、自分に信じ込ませます。ここまで整ったら、なるべく気が散ることなく仕事を進められるようになるのではないでしょうか。

 

最後に

集中できないなら、自分を変えるより環境を変える。これは努力を否定するものではありません。ただ、努力する時間を費やす対象は考えた方が良いと思います。少なくとも、集中できるよう努力するより他にやった方がいいことがあるはずだと考えています。