ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスク管理の「守破離」。タスク管理ツールを使っているだけの状態は大事だが「離」ではない。

物事を体得し成長していく過程を「守破離」と表現することがあります。

kotobank.jp

 

タスク管理を体得して成長する過程を考えたときの守破離はこんな感じでしょうか。

  • 守:ノウハウやツールに従う
  • 破:ノウハウやツールの使い方を工夫する。
  • 離:自分でツールを作って運用する。

 

GTDの5つのステップと、下記サイトで紹介されているフロー図に沿ってやってみるのが守にあたるかと。

www.itmedia.co.jp

 

また、あらかじめGTDのステップとその具体的なフローが実践できるよう設計されているツールを使うのも守です。タスクペディアはまさにこれにあたります。

www.taskpedia.club

 

GTDは、タスクの時間を見積もって時間割に書くのを想定していません。もし一日の時間割(クローズドリスト)が欲しくなったとしたら、GTDで整理したタスクをクローズドリストに書き込んでいくことになります。これは破です。

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タスクペディアとクローズドリストの併用に慣れ、より自分に合った独自のタスク管理のやり方を考えたりもします。そうなると、エクセルで自作したり、技術がある人はアプリを作ったり、手帳をカスタマイズしたりします。これが離でしょうか。

 

一番大事なのは?

守破離の3つのうち、一番最初にくる大事なものは何か。言わずもがな、守です。自分の考えはさておいてやり方を真似る段階です。守で作った土台の上に、自分なりの工夫を加えるという破と離が乗っかってくるというわけです。

 

守を徹底的に行う人は、その後の破と離もスムーズにいき、成長が早いような気がします。

 

最後に

タスクペディアを広めたいと思っている私としては、主に守でタスクペディアを利用していただきたいと考えています。そのため、守を始めるハードルをできるだけ下げています。無料で使えること。システムがシンプルなこと。スルスル操作できること。

 

タスク管理ツール「タスクペディア」の存在意義は、ユーザーがタスク管理の基本に慣れて卒業してもらうことにあります。もちろん、継続使用に耐えうるクオリティはありますが、ユーザーの皆さんなりの「破」「離」を実現していただくことを第一に考えようかと。

 

その結果、タスクペディアを使い続けていただけるのならこれまた嬉し、です。いちユーザー同士として交流したいな、なんて思っています。