ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

「時間管理」と「タスク管理」の違いと、その実践のしかた。

こんなツイートをしました。

 

タスク管理界隈の巨頭、Taskchuteの生みの親である大橋悦夫さんが主宰する「シゴタノ!」は、タスク管理・ライフハックに興味があれば読んでおきたいウェブメディアです。

 

Taskchuteを使いこなし、数々のライフハックに関する(だけではありませんが)書籍を出版し続けている佐々木正悟さんがシゴタノ!にアップされた記事に非常に興味深い内容がありました。

cyblog.jp

要するにこのことから明らかなのは、時間管理するためには、状況をはっきりと把握しなければいけないということです。今、なにを急ぐ必要があるのか、それともないのかということをです。

もしも時間管理することが苦手だというのであれば、ますます状況そのものをはっきりさせることです。これは把握とは限らず、たとえばプロジェクトのための締め切りを設定したり、人に会う予定を先のカレンダーに入れたりすることで、はっきりする状況というものがあります。

 

私の考える時間管理の定義は「時間を有効活用すること」「締切に間に合わせること」です。

 

今までなんとなく頭の中で理解したつもりになっていたのが、時間管理とタスク管理(特にGTD)の関係です。別世界のものだと勝手に考えていました。しかし、上に挙げた佐々木さんの記事では、時間管理をするためにはタスクをはっきりと管理しなければいけないという旨があります。この部分に腹落ちしました。時間管理が目的、タスク管理が手段という理解です。

 

そもそも、GTDには時間の概念がありません。解説書(「ストレスフリーの整理術」等)にも、タスクには締切を設定しようとは書かれていません。おまけ的に締切日などの時間情報を入れるくらいにしかGTDは想定していないのだと思います。そうでないと、締切日が分からないタスクを相手に仕事を進めなければいけなくなってしまいます。あな恐ろしや。

 

私が考えた「タスクペディア式」では、各タスクとそれにぶら下がるサブタスクそれぞれに着手日や締切日を入れるようにして、GTDに時間管理の要素を補っています。ツールへの入力が即タスク管理と時間管理を同時に実践する仕組みになっています。今まであまり時間管理とタスク管理の関係性について意識してこなかったのは、この仕組みに慣れていると特別に意識する必要がなかったからかもしれません。

 

佐々木さんは記事中で、急ぐべきか、急ぐべきでないかをはっきりさせる(時間管理をする)ために状況を把握する(タスク管理する)と書いています。確かに、状況を把握して、タスクやサブタスクに締切日を紐付けてはじめて「これはすぐにしないといけない!」と分かった経験がよくあります。

 

時間管理とは何か。タスク管理とはどういった関係にあるのか。それらをどうやって実践すれば良いのか。これらが一気に自分の中で明確になった気がします。

 

 

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