ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

やりきれないくらい膨大なタスクの中から、優先順位を付けてネクストアクションを実行し続けること。

 

変にもったいぶった書き方をしておりますが、「今年上半期に決めた、割と大きな優先順位の選択の日」とは、所属している社会人アマチュアオーケストラの演奏会があった昨日のことです。昨日の演奏会をもって所属オケを退団いたしました。

 

言ってしまえば、社会人の趣味のサークルを辞めるなんて、そんなに大したことではないのかもしれません。ただ、30年近くクラリネットを吹いてきた私にとってはなかなか大きいことでした。

 

中学校1年生の吹奏楽部から始まり、高校も吹奏楽部、大学はオーケストラサークル、そして大学卒業後は社会人オーケストラと、常に「クラリネットだよ人生は」という毎日を送ってきました。

 

どこの団体にも所属していない時期は2年間のみ。大学受験浪人の1年間と、「この一年は!」と決めた司法書士試験受験生活の最後の1年間。いずれも期限付きの無所属期間でしたので、自分の意思で活動に見切りをつけるのは初めてだといって良いものです。

 

これは、私の人生において音楽活動___特にオケ活動___がかなり高い優先順位を占めていたことを意味します。そういえば、結婚式も二次会では高砂ではなく、ずっと平場にいて楽器吹いていましたわ……。

 

音楽仲間の友人たちの演奏を一緒に企画していると「やっぱそれちょっと吹かせて」となり、いつのまにか自分ありの出し物になっていました。

 

私にとって音楽はそんなかけがえのない存在でして、確実に私を救ってくれました。そのときのことは2年前にこちらの記事で書きました。

hochebirne.hatenablog.com

 

その優先順位に変動の兆しが見られ始めたのが、副業である「自分と同じような(発達障害による)悩みを抱える人たちにタスク管理を広める」という活動を始めたあたりです。

 

あれよあれよとばかりに話がつながっていき、イベント開催、メディア執筆、講演などをするようになり、「タスク管理」関連の活動が充実していきました。

 

ただ、残念なことに、一日は24時間しかなく、体力には限界があり、体は1つしかなく、人生には寿命があるんですね。家庭生活はもちろんのこと、会社の仕事、副業、そして趣味の音楽活動と、だんだん膨れ上がってきた各種の「やりたいこと」「やるべきこと」。タスク管理的に解決法を考えるとしたら、優先順位の高いタスクからやっていくしかないのですね。

hochebirne.hatenablog.com

 

私の所属していたオーケストラは、数あるアマオケの中で特に出席に厳しいのです。だからこそ、毎回の練習にみんな揃って出席してアマチュアとしては頻度高く演奏会が開催できるので、その点とても良いオケだと思っています。そんなオケを、育休のような意味合いで1年間休団しました。会社も4か月ほど育休を取ったこともあり、あらためて人生における優先順位なるものを考えたわけです。

 

その結果、ひたすら楽器一途だった私が出した結論は、今のオケ活動よりもタスク管理関係の活動の方を優先するというものでした。前述の通り、自分にとっても大きな決断であり、同時に古くからの私の友人たちはおそらくすごく驚くことだと思います。

 

かといって、クラリネットを完全にやめると決めたわけではなく、エキストラでのお話もいただいておりまして、細々とできる限りで続けていこうと思っています。時間に余裕ができて、そのときに入れてもらえる(そのオケはなんとオーディションがあるのです)のであれば、また古巣に戻りたいとも思っています。

 

タスク管理は、日ごとに発生するタスクの発生と消滅に付き合っていく印象が強いですが、もっと大きな単位である人生における活動の取捨選択も実はタスク管理ですね。

 

こんなツイートをしました。

 

もしかしたら、うんざりできる余裕があるうちが花なのかもしれません。

 

人生100年と言われますが、人は早晩、やりたいことはまだまだあるが全てを諦めなければいけないという局面に立ちます。それは人生における試合終了なわけで、最期の時にそれはとっておくものかと。

 

タスク管理とは、本来やりきれないくらい膨大なタスクの中から、「もしかしたらこれは一生できないかもしれない」というタスクを横目に見つつ、それでも優先順位を付けてタスクを実行し続けるものなのかもしれません。