価値観の押し付けになってはいけないと反省した話。
反省することがありました。
こんなツイートをしました。
ほとんど鈴木さんへの私信ですが、事務処理と制作作業のモードの違いで違ったタスク管理があるという話、とても興味深いです。 https://t.co/SOrDEUzp0U
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年9月11日
同じやり方で執筆をしている作家さんもいらっしゃいます。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年9月11日
また、ピーンと来た時に、事務処理を先送りしていいかどうか判断をする上でもタスクの整理をしておくのは大事だなと思います。
このツイートをしたのは、LITALICOの鈴木悠平さんがタスク管理の話題に触れているので、嬉しくなって自分で勝手に盛り上がってしまったからです。
タスク管理、時間の「流れ方」や自分の「ノリ」・「モード」の振れ幅をどう乗りこなすかが大事。事務処理と制作作業の「モード」は明らかに違うし、後者の制作系はピカーンとアイデア降ってきた時にその「ノリ」を逃さず書くのが重要だったりする。どの固まりと順番でやるかで時間の「流れ方」も変わる
— 鈴木悠平 (@YuheiSUZUKI) 2019年9月11日
混合型は自分のモード制御が大変w
— 鈴木悠平 (@YuheiSUZUKI) 2019年9月11日
LITALICOという会社は、おそらく福祉業界ではかなりの大手の部類に入ります。もちろん、私が診断を受けた発達障害への取り組みもされています。そこのオウンドメディアの編集長をされていたのが鈴木さんです。
さらに、鈴木さんはとても素敵な内容でnoteを更新されています。私のブログを見てくださっている方々に紹介するとしたら、このあたりがお勧めです。
先に挙げたツイートに、優しい鈴木さんはいいねとリツイートをしてくれました。その後にこのツイートをされていました。
ライフハックの方法論あれこれは、自己理解(自分の特性凸凹理解や、どう生きていきたいかというWILLの自覚)とセットでやることで、非常に当事者研究的になるというか、自律の思想なんだよな。踊らされるな自ら踊れ。
— 鈴木悠平 (@YuheiSUZUKI) 2019年9月11日
これを受けてか、こちらの記事を書いているくらげさんがこんなツイートをしていました。
(記事)
(ツイート)
結局のところ ライフハックの記事を読むことは 自分が 物事を考える 切り口にはなっても、それ自体は「わたしのからだ」が解釈して動かない限りはただの知識でしかねぇんよな。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) 2019年9月11日
まったくおっしゃる通りです。特に発達障害という名前でくくられている概念は広く、多様な特性を持つ方々がいます。各々違った特性を持っているので、「発達障害はこうだ」と画一的には言えないと私は考えています。
一方、発達障害の方も含めて、仕事を安全・確実に進めることに難しさを感じている方々に、タスクペディアをきっかけとしてタスク管理を勧めている活動を私はしています。
矛盾していやしないか?と考えました。あるいは、「タスク管理のやり方は1つで、それ以外は違う」といった伝わり方をしていないだろうか、と思いました。
そうならないように注意しながら、なおかつ自分の体験談を話し、そこから生まれたタスク管理支援ツールをお勧めしているつもりですが、1つの価値観の押し付けにならないようにと襟を正しました。
タスクペディアは、原作しているだけあって自分にはこの上ない良いツールですが、だからといって誰でも当てはまるものではないです。同時に、他のタスク管理ツールもそうだと考えます。あくまで本人がしっくりくるかどうかです。
ただ、例外的に1つだけ、かなり多くの人に通じる原則みたいなものがあると思います。それはタスク管理メソッド"GTD"です。GTDの5つのステップは、広く一般的な行動原理になっても良いのではと思っています。
特に、私と同じ次のような特性をお持ちの方には極めて有効だと信じています。
- 抜け漏れ、忘れ
- 先送り
- マルチタスクが苦手
- 自己関連付け(自分は悪くないのに責任を感じてしまう)傾向
価値観の押し付けにならないよう注意を払いながら、自分を救ってくれたタスク管理をこれからも勧めていきたいと思っています。