今年一年を振り返る
今年2020年も終わりが近づいてまいりましたので、振り返りを。
まずはなんといっても、本の出版
私の今年は「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」出版、これに尽きるのではないかと思います。
おかげさまで、電子書籍あわせて発行部数は5万4千部(2020年12月現在)となりました。いまどきビジネス書で5万部以上いくのはなかなか無いことらしいので、とても嬉しく思います。
何が嬉しいかというと、共著者のF太さん、それとサンクチュアリ出版の方々と引き続き本を介した関係性が持てるということに尽きます。さすがに出版直後のようなお祭り騒ぎはなくなりましたが、継続して売れているとのこと。息の長い本になって欲しいものです。
以前の記事で、こんなことを書きました。
この「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」は、自分の経験から「こんな風に仕事をすすめるとラクですよ」という話をするイベントから端を発しています。読者さんはおそらく書いてある内容をそのまま実行したり、部分的に生かしたりすると思います。
そうしていくうちに、本が自信の源になっていくと嬉しいなと。
本の中身は、大別して「仕事の進め方の基本」と「個別の仕事術のヒント」に分かれています。本の内容を実践していけばいくほど、落ち着いて仕事に取り組めるようになるように書きました。だから、最終的には「中身は全部知っていて読むことはないけど、持っていることで自信が湧く」という存在になったら、私にとっては最高です。
ということで、本という体裁をとっていますが、ゆくゆくはお守りとしてお持ちいただきたいと思います。
この気持ちは今でも変わりません。学校で仕事の進め方についての基本的な方法論を教えない限り、毎年社会の荒波に飛び込んでいく大勢の人たちのうち、相当数が「仕事ってどうやるの?」「頑張って言われたことをやっているけど、やりきれない」とドロップアウト寸前に追い込まれるのではないかと思っています。そんな方々のために、どうかこの本をお役立ていただきたく。
本に関連した活動として、web媒体でのインタビュー記事や、Schooでの生授業、色々な方のウェブラジオ出演など、とても楽しくやらせていただきました。
本以外の活動について
本関係以外の活動はというと、毎週プログラムを担当しております就労移行支援事業所EXP立川での活動もとても実りあるものでした。
タスク管理を知らない利用者さんにタスク管理をお教えする。言うは易し、行うは難し。でも、今や利用者さんにとっては、「タスク」という言葉はとても馴染みのあるものになりました。私が原案のタスク管理習得支援ツール「タスクペディア」を使いながらのプログラム、確実に利用者さんの血肉になりつつあります。
これはすごいことだと思っています。タスク管理は習慣化するにはあまりにも面倒くさいからです。それでも、なんとか自分なりに身につけているのを見ると、講師冥利に尽きるなと思います。なぜ身についているのかを文章化したいところですが、簡潔にお伝えするほどはっきりとしていませんので、また別の機会に。
実はストレスフルな一年だった!?
そんなこんなで、とても楽しいことが多い一年でしたが、こんなツイートをしております。
ライフイベントによるストレスチェックをしてみたんですね。
— 小鳥遊@発達障害を「仕事のすすめかた」でカバーしてはたらく会社員 (@nasiken) 2020年8月22日
・260点以上が要注意
・300点以上が危険(病気を引き起こす可能性あり)
私がやってみたところ、
_人人人人_
> 675点 <
 ̄Y^Y^Y^Y^ ̄
なんじゃこりゃー!https://t.co/sMopZxEXTr
悪いことだけではなく良いこともストレス要因になるのだそうです。コロナ禍をはじめとしてネガティブなことも含めると、良いことも悪いことも盛り沢山な一年でした。そりゃ675点にもなるわけです・・・。
多分、全国多々浦々(つづうらうら)おしなべて高い点数になることと思います。皆さんお疲れ様でした!よく頑張りました!えらい!よっ大統領!
そんな2020年も終わろうとしています。お世話になった御方々、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
とか書いてすぐ元日のブログであけおめ的なことを書いたりするんですけどね(笑)