ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

セーフティネットとしてのGTD

ビジネス本、自己啓発書の類はたくさん出版されてきており、今もなお新たなものが出版されています。ニーズがあるから出版されるわけですが、ビジネス本のターゲットはどの層なのか。そして、私が届けたいのはその層ではないという話をします。 ビジネス本の…

QCサークルみんなでタスク管理LIVE!

またまたオロオロするリーダー 先日、あわや解散の危機を乗り切った我がQCサークルです。今後は、まずメンバー全員がタスク管理手法の1つであるGTDを再度学ぶことから初めて、社内のタスク管理事例を社内に展開するという、粗々の予定は立てておりました。…

「あるべき」より「できる」スケジュール

スケジュールを立てるとき ほぼ皆んな間違いなく、スケジュールを立てるときは「あるべき」スケジュールを立てますね。必ず自分はこの日にこの作業ができるという確証はないのに、自信満々で計画します。そして、ラフな計画。細部まで落とし込まない。とって…

依頼を受けた仕事の「仕様」を確定させる

私はメーカー勤め 私はメーカーの法務担当をしています。日々、売買についての契約書等に目を通したり、困った社員さんの相談に乗ったりしています。メーカーですので、売買の話は日常茶飯事です。 売買取引の常識何かの品物を作ってお客に売るとします。そ…

「生産性を上げる」とは?

もはや流行り言葉 今声高に叫ばれているホットワード「生産性の向上」。これって何?という話です。そりゃあキミ、「生産性」を「高める」ことだろう?と、説明にもならない説明をして分かったつもりになっていやしませんか? 生産性を上げる方法 労働生産性…

「つめる」とは?

そこは最後キッチリ「つめて」おいて下さい 「つめる」って何でしょうか。何をどう「つめる」のか。google大先生の辞書には、このように定義されています。 【詰める】1.《下一他自》あき間を満たすように(一杯に)押し込む。「箱に商品を―」「奥に―・めて…

仕事の「終わり」

年賀状の発注 毎年会社の総務がやることになる「年賀状の発注」業務。昨年に引き続き今年も私がやることになりました。年賀状のデザインを決めて、各部署へ年賀状を送りたい取引先をリストアップしてもらい、デザインとリストを業者へ送るというもの。 各部…

第3回「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」開催!

3回目! F太さん(@fta7)との共催でのイベント「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」の3回目を行うことにいたしました。 www.kokuchpro.com 同じ悩みを持つ人はたくさんいる 9月3日、12月3日と2回やってきまして、のべ50名くらいの…

「自分は要領が良くないのではないか」と思っている人は、すでに一歩前進している

自分に失望している方へ 慰めで言っているのではありません。私は本当にそう思っています。自分の要領にほとほと失望させられたり、不器用で生きづらさを感じているとき、すでに進歩・改善を始めています。闇が深ければ深いほど暁は近いということです。 そ…

社内フリーランスのススメ

ブラック企業ほど「仲間」を強調 ブラック企業あるあるですね。「明るく楽しい職場が待っています!」「親切で優しい仲間に囲まれて、あなたも仕事に精を出してみませんか?」などという、耳当たりの良い言葉に隠されたブラック体質。ことさらに「仲間」と強…

今年一年の振り返り

なぜ今なのか? 今年を振り返るには早過ぎるのですが、去年の12月19日が私にとって区切りの日だったので、このタイミングで振り返ろうかなと思いました。2015年12月19日に何があったかというと、こちらのイベント。 kokucheese.com 私がタスク管理については…

「年次レビュー」という名の忘年会(TaskFreaks!!)

変態さんたち この年末の忙しい中、翌朝から仕事もあるのに「タスク管理を語り合う」という目的のために、日曜日の夜に集う。はっきり言って変態としか言いようがありません(笑) 今年の夏に行われた「TaskFreaks!!」という、タスク管理イベントの忘年会(…

責任転嫁は悪くない

自責傾向のある人 他人を傷付けたくないあまり、自分を悪者にしてその場をおさめる傾向のある人がいます。この考え方をこじらせると、自分は悪くないのに、なぜか自分のせいだと勝手に落ち込んでしまう、自責傾向の強い人間ができあがってしまいます。 こう…

仕事を細かい段取りへ分解すると作業量が減る

タスク管理について鋭い考察をし続けるひばちさん(‪@Evaccaneer)のツイートを読んで考えました。 タスクの分解というのは、要は時間のリボ払いみたいなものなんだけど、明確に異なるのは、一括で払おうとした方が、利息がたっぷり付いてしまう所。分割で払…

無駄な先送りをなくす方法

先送りのパターン 私が頻繁に経験していた「先送り」の悪い例は、「この仕事、なんかヤダ」という些細な気持ちから始まります。本当に些細なことなんですが、後で痛い目に遭うんですね。 「う~ん、嫌だなぁ~」と思って、しばしその仕事を目の前にして腕組…

病み上がりでも安定して仕事をこなすために

病欠の翌日 体調不良で休んだ翌日は、休んだ分の仕事が、しかも手つかずのまま目の前に積まれます。この感じがとても苦手でした。得意な人はいないでしょうが、山積した仕事が目の前にあるだけで手が止まります。取り掛かるまで、下手したら1時間くらいは無…

目的の見極めの第一歩「上司の依頼を聞き返す」

曖昧な指示 例えば上司から「この間お世話になった○○社さんへのお礼状よろしく」と言われたとして、TODOリストに「○○社へのお礼状」と書いたとします。その後上司がしばらく外出で不在になり、帰ってくるなり「お礼状出してくれた?」と言われて、「いや、文…

タスクは完了させるのではなく打ち返す

仕事を「成し遂げる」 私が強くお勧めしているGTD(Getting Things Done)という仕事を進めるための方法論、もっと広いカテゴリーで言うとタスク管理は、「仕事を成し遂げる技術」と訳されています。とても良い訳語だと思います。 いかに無駄なく確実に仕事…

【読みました】「気持ちが楽になる働き方: 33歳 現役の大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。」

極めて実践的なタスク管理指南ブログ管理人が本を出版! タスク管理についての情報発信ブログとして、とても実践的で参考にしておりました「いつでもスタオバ!!!」の管理人の方が本を出されたので読みました。その感想などをつらつらと。 www.amazon.co.j…

GTDにおける「タスクの実行順の決め方」問題

GTD本で私がピンとこないもの GTDは良い仕事術です。GTD本は、ときおり読み返しては新しい発見があったりする大事なものです。そんな本でも、文字数を割いている割にはピンとこないものもあります。目標や夢のように、抽象度が高いものをどうやって実現して…

仕事とプライベートを上手に切り替える方法

頭の中に巣食う「仕事の虫」 逆説的かもしれないが、気になることを頭の中から追い出すには、それらを適宜頭の中に戻さないといけないのだ。 ( 「ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編――仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法」より…

タスク管理を恐れる人たち

タスク管理を拒否する原因タスク管理に対して、どうしても一定の拒否反応が起こります。これには、2つ原因があります。 1つ目は、「タスク管理」を知らず、知らないことにはとりあえず拒否するという、人間の本質的な性質によるもの。 2つ目は、タスク管理…

タスク管理LIVE!なんてどうでしょうか?

イベントで良かったこと 先日行った「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」の中で大きく時間を割いたのが、私が日頃タスク管理ツールを使用してどのように仕事をしているかでした。 何が良かったかというと、文字で説明するよりはるか…

モチベーションの本質

「やりたい」という気持ち モチベーションは、一言で言うと「やりたい」という気持ちでしょうか。これがしたくてたまらない!とやり始めた仕事が、実は面倒臭いことがわかってだんだん億劫になる、なんてことはよくありそうな話ですよね。 徒然草では「人の…

視覚化して自分の窮地を知る

やるべきことに飲み込まれる瞬間 まさにこの言葉を言っている瞬間です。 「全部書き出すのですか?すべてについて必要な行動を決める?それを……いくつかのリストにして、プロジェクトのインデックスを作って、毎週2時間かけて全部見直して、リストを完璧な状…

資料という死霊

宙に浮く中途半端な資料私は、仕事の案件名とその進捗の記録を1つのエクセルファイル(タスク管理ツール)にまとめています。そのエクセルファイルに載りきれない資料などは、データ化して社内の共有フォルダに入れています。 ただ、フラリと渡されたA4サ…

ガチトーーク!2回目の「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」

お客様は神様 12月3日に開催しました、2回目の「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」が終わりました。9月に開催した第1回と同じテーマであるものの、今回はより実践的な内容を多く盛り込み、明日からの仕事に役立てることができる内容…

QCサークルの新たな展開

窮地を救われた先日の会議 社員にGTDをはじめとするタスク管理をすすめるプロジェクト「GTD実践プロジェクト」が行き詰まった(と私が思い込んでいた)ところ、今までの実践者指導に加えて、自分たちのGTDへのより一層の理解、上手くいった事例をマニュアル…

本日開催!2回目の「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」

本日開催! そう、本日であります!参加者よりも待ちかねている自信があります(笑) www.kokuchpro.com 2回目 9月に同じテーマで1回目をやった際、参加できなかった方から、2回目はないのでしょうか?という声をいただきました。とても嬉しい話でして、もち…

「自分の仕事どれくらいあったっけ?」という見直しの頻度

ひっきりなしに舞い込む仕事 様々な物事が、私たちの能力を超えるペースで舞い込んできている。(中略)突然降ってきたものを収集することはあっても、その場で意味を見極めて整理するようなことはしないほうがいい。 ( 「ひとつ上のGTD ストレスフリーの整…