ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「忙しい」という状況の裏にあるもの

「忙しい」という理由で締め切りに遅れたりやらなかったり質が低下することへは、なかなか100パーセント「忙しいのならしょうがないですね」とは言いづらいです。 それに対し、それをどうにかして締切までに終わらせるのが仕事だろう、などという根性論もあ…

効率的な仕事に欠かせない、でも忘れられがちな、仕事の「準備」

効率的な仕事とは何でしょうか。改めて聞くまでもないかもしれませんが、無駄な時間を省いて結果を出すこと、と言っても良いと思います。そして、格段に効率を上げるやり方は、つねに自分の前に1つのものを置いておくこと、目移りするような要素はできるだ…

やるべきことを「すべて」書き出さなければいけないのか?

タスク管理手法”GTD"では、まず「やるべきことを全部集めよう」といっています。この「全部」という箇所で、抵抗感を覚える人は多いのではないかと思います。そんなに集められないよと考えること必定ですね。 私は、集めるのはすべてじゃなくてもいいと思い…

整理整頓と創造性は二者択一ではない

部屋中が乱雑な人と、きちんと整理整頓された部屋に住む人のイメージ、例えば前者は芸術家肌の人であり、後者は事務仕事をキチッとする会社員、みたいなものはごく一般的なものだと思います。 しかし、この共通認識は「なんとなく本当」と信じ込んでいやいな…

嘘をつかない仕組み

こんな記事を読みました。 blog.tinect.jp 記事中、何とも身につまされる内容がありました。 あるとき、上司から「船会社への早出料、滞船料の精算は終わっているな?」と聞かれました。 本当は数カ月もほったらかしで手をつけていなかったのですが、叱られ…

「やり方次第」で生きていく(中日新聞「目耳録」掲載)

昨年(2017年)12月に、私のタスク管理への取り組みを中日新聞・東京新聞で取り上げていただきました。 hochebirne.hatenablog.com この時は、11月に名古屋と京都でイベントを行ったときに取材していただいた内容をもとに記事を作成していただきました。 hoc…

自分を持ち込んだ話〜サイボウズ式Meetup#5に参加してきました〜

昨日、こちらのイベントに参加しました。 cybozushiki-meetup5.qloba.com 「サイボウズ式編集部」の編集長藤村さん、明石さん、「灯台もと暮らし」の鳥井さん、伊佐さん、くいしんさんが登壇者となって、"ぼくたちはなぜ「常識」にとらわれて働いてしまうん…

対応待ちリストの扱い方

インターネットラジオ番組「のきばトーク」、先日の第68回はGTDがテーマでしたのでとりわけ楽しく聴かせていただきました。 m.youtube.com ライフハック、タスク管理界の巨人・佐々木正悟さんがホストを務めるこの番組に、GTDの素晴らしいエバンジェリストで…

「頭の片隅」は存在しない

「頭の片隅に置いといて」という台詞は成立しないと思っています。頭の片隅とはどこにあるのか。少なくとも、記憶をチョイ置きできて、しかも必要なときに持ち出せる便利な「頭の片隅」とやらは、私は持ち合わせていません。 自分が今やっていることに100パ…

日曜夜の余裕

このエントリーを書いているのは1/21(日)の夜です。週末と翌月曜日のブログエントリーは、基本的にその前に作ってアップ予約してしまうことが多いです。しかし、明日1/22(月)分にしようとあらかじめ作ったエントリーのアップを止め、別のエントリーとして、…

タスクマネジメントは「ラーの鏡」

私はバリバリのドラクエ世代、しかもファミコンの頃のでして、今でもドラクエの音楽は私のiPhoneに入っております。ドラクエⅡの中で「ラーの鏡」というアイテムが登場します。呪いで犬に変えられてしまったムーンブルクの王女を元の人間に戻すためのものです…

社内GTD実践プロジェクトという天国

先日、今年最初の社内GTD実践プロジェクト会議を行いました。今のやることは、「誰が講師になっても講座が成立するような、アンチョコ付きのパワーポイント資料」を作成することです。 hochebirne.hatenablog.com 昨年最後の会議の内容を反映させた叩き台を…

嫌がれば嫌がるほど、意識にとどまり続ける

マーフィーの法則「失敗する可能性のあるものは、失敗する」に近いですが、仕事などのやるべきことをリスト化するのを嫌がれば嫌がるほど、見たくもない仕事が接近してくる印象があります。しまいには寝ているときでも突発的に思い出してしまい、ガバッ!と…

タスク管理はこの先なくなるのか。

AIが浸透するにつれて我々の仕事がなくなっていくという話があります。ホワイトカラーの仕事、いわゆる事務職の仕事はほぼすべてAIに取って代わられるとのことです。うーん、じゃあ私が今会社員として行っている法務の仕事はなくなってしまいますね。それに…

自分なりのGTD実践法の見つけ方

タスク管理手法"GTD"の開祖デビッド・アレンか書いた本の中に「生産性は勝手に高まるものではない」と題された一節があります。 自分が何をすべきかをはっきりさせ、生産性を最大限に活かしてそれを達成するためにやらなければいけないことが3つある。この…

「先行事例」が追随する人の「希望」となる、という希望に満ちた話

「お金2.0:新しい経済のルールと生き方」という本に興味があり(まだ買っていませんが)、著者である佐藤航陽(さとう・かつあき)さんのブログを読んでいたら、このような一節に出会いました。 先行事例が無いと人間は何かを信じるのがとても難しいんです…

タスクマネジメント”GTD"をがっつり解説するイベントを企画中

昨年9月、試験的に以下のイベントを行いました。 www.kokuchpro.com 一昨年の9月から、ひらめきメモのF太さん(@fta7)と共に定期的に開催している「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」の次という位置付けのイベントです(以下、「本…

きちんと機能するシステムでGTDを継続するということ

継続するということは、それがどんなことであれ、記録を残すことに他なりません。 GTDの弱点として挙げられることが多いのは、「記録を重視していない」ということです。確かに、記録を残すための方法を事細かに説いてはいません。GTDが求めるものは、今の自…

平常心を作り出す能力

どんなときでも安定した精神状態でいられたらどんなに良いことかと思いますね。でも、それができないから色々と苦労を重ねるわけです。常に穏やかな気持ちでいられるのは無理ですね。 しかし、できるだけ落ち着いた精神状態であろうとする試みは昔からされて…

環境を自分に合わせるという「自分勝手」のススメ

孫正義さんの名言「髪の毛が後退しているのではない、私が前進しているのである」という、ユーモアを効かせた前向きなツイートはあまりにも有名です。 なぜ有名になったのか。それは「自分を環境に適応させる」という基本姿勢が我々一般に染みついているから…

脳は、記憶の倉庫としては出来損ないである

タスク管理はとにかく「記憶」を信用しません。記憶は、忘れたり、いったん覚えてもその内容が変化することがあるからです。言った言わない問題が発生するのは記憶を基に話を進めるからなので、記憶ではなく記録を基に話を進めれば、言った言わない問題は発…

仕事に追われているときでも、ネガティブな気分を変える方法

やるべき仕事が多くて、追い詰められるような気持ちになることはよくあることですね。 そんなとき、周囲に「これできないー!」と泣き声をあげることができればまだマシな方で、避けなければいけないのは「自分で何とかしなきゃ」と思ってなんとかできず、「…

「自分ボール持ち」タスクが多い日常タスクこそ他人へボールを渡そう

スマートフォンでもパソコンでも、場所を選ばずに使えるタスク管理ツール「タスクペディア」を開発中の私ですが、もちろん私も使用しております。「タスクペディア」の元となったExcel版のタスク管理ツールはそのまま会社で使っていました。日常タスクはタス…

タスクペディア拡散戦略の元ネタは「革命のファンファーレ」(2/2)

前回の復習 前回、 タスクペディアのモニター募集としてなぜクラウドファンディング形式を採ったのかを書きました。理由は、①共犯者をつくるため②開発者への感謝を形にしたいためというものでした。 hochebirne.hatenablog.com 今回は、なぜタスクペディアを…

タスクペディア拡散戦略の元ネタは「革命のファンファーレ」(1/2)

なぜクラウドファンディングでモニター募集をしたのか 一昨日、タスク管理ツール「タスクペディア」のモニター募集を開始しました。完全な思いつきでクラウドファンディング形式でのモニター募集という、ちょっと変わったやり方を採っています。なぜ、単にSN…

ナナロク世代の憂鬱

こちらの記事を読みました。 globalbiz.hatenablog.com 私は1976年生まれですので、こちらの記事の著者とくさんと同年代、ナナロク世代です。調べてみると「76世代」というのがキーワードになっているのが分かりました。 business.nikkeibp.co.jp 考えてみれ…

タスク管理ツール「タスクペディア」モニター募集を開始します!

当ブログで予告しておりました、タスク管理ツール「タスクペディア」のモニター募集、クラウドファンディングによる支援という形で行います。以下の決済サイト"paymo"で支援金をお支払いいただきましたら、リターンとしてタスクペディアのIDをお送りします。…

やりたくないことを無理やり進めるためにしたこと

そろそろ正月気分から徐々に通常運転モードに切り替えなければいけないと思っています(切り替わったわけではない)。 私のここ2〜3ヶ月での一番の頭の痛めどころ「確定申告」をついにタスク管理ツールに登録しました。何に頭を痛めているかと言うと、今ま…

寝正月にも、忙しい職場にも適用できるツール

有意義な朝活私は、毎日5時に起き、7時過ぎには職場のあるビルへ到着し、8時始業までの時間をビルの1階にあるカフェで過ごします。いわゆる朝活というものです。毎日、タスク管理についてのインプットやアウトプットをこの朝活でしています。起きてから…

心のメモリを解放して得られたスゴイ効果

タスク管理手法"GTD"の解説書には心のメモリを占拠している「やりかけの仕事」を解放するという言い回しがあります。ちょっと分かりづらいかもしれません。特に「やりかけの仕事」が頭の中にあるのは当然のことなのに、なぜそれを避けようとするのかと考え…