ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

「今は無理」と言えない時

会社で仕事をしていると、どうしても「すみません、今はちょっと無理なんで…」と割り込みタスクからは逃れられませんね。

特に、経営層、社長などからの特命とあらば、最優先なことが多い。

そこで必要なのが、

自信を持って他のタスクを先送りにする

ことです。

「自信を持って」が大事です。

ただ単に割り込みタスクをやり続けると、元のタスクの締切が来てしまうのではないかという不安に駆られます。

この不安が一番害になります。

不安を免れるためには、私は以下のように考えます。

自分の全タスクを把握

それらの締切を見て、まだ余裕があれば安心して割り込みタスクを実行

余裕がなければ、上司に相談

最後の上司に相談、とても重要です。

「これ(=割り込みタスク)をするとしたら、他の仕事の締切に間に合わくなりますが、どうしましょうか?」

上司は部下のマネジメントが仕事ですから、上司の仕事をしてもらいましょう。

いい人は、「全部やらなきゃいけないけど、余裕がない!ああどうしよう」と押し黙って不安と仕事を抱え込んでしまいます。

自分がやるべきことと、他人がやるべきこととを分け、無駄な不安を抱え込まないために上司を使います。

「できないと言うのは甘えだ!」という無茶苦茶な思考がありますが、それへの健全な対抗策でもあります。

上司に優先順位の判断をしてもらったら、大手を振って優先順位の低い仕事を先送りすることができます。

そのためには、自分がやるべき仕事を把握する必要があり、そこでGTDは大きな効果を発揮します。