GTDセミナー無事終了!
友人の会社にて、無事GTDセミナーが終了しました!
パーカーズ・ピース株式会社
我が社内の説明会を除けば初陣でしたが、反応の良い参加者の方々に助けられ、良いセミナーができました。
概ね好評だったようで、秋に行われるこちらの「経理実務スクール」に、講師として登壇することになりました!
http://www.parkerspiece.co.jp/school/
人前に出て何か喋ることが大好きな私にとっては、本当にありがたいお話です。
今回のセミナーをやって分かったこと。
GTDの原理や効果をきちんと説明すれば、分かってくれる
GTDの開祖デビッド・アレンの打ち立てたGTDを支える理論はさすがでして、実務的・現実的でイメージしやすいです。
きちんと説明すれば、誰でも理解できるようでした。
仕事をやる上で「タスク管理」を意識せずにやっている人が結構いる
私にとっては、タスク管理に依存していると言って良いくらいに、仕事とタスク管理は切り離せないものです。
そうとは知らずに「そういえば自分なりにリスト作ってやってるな」と、タスク管理の説明をされて始めて意識するという人もいます。
中途半端に自負がある人ほど、タスク管理を始めたがらない
「自分はこんなものに頼らなくても大丈夫」と考える人もいます。
今回のセミナーで、実は社長が一番タスク管理をして欲しい人が、反応が一番薄かったです。優秀な経歴をお持ちの方でしたが、逆にそれが壁になってしまっているようです。
自分に危機感を持っている人ほど、熱心に聞いてきて理解が早い
上の話とは逆に、「今の自分ではいけない!」「今の会社、もっと改善すべき!」と思っている人の方が反応が良く、理解も早かったです。
印象的だったのは、高校を出たばかりの事務員さんの吸収っぷり。GTDをやる上で苦戦する「タスクの分解」がセミナー中にきちんとできるようになっていました。
特にGTDはワークは多めにすると良い
GTDは、特定のツールの使用を指示していません。それだけに、GTDを回すことを実感しづらい。タスクの分解収集〜見直しまで一通り説明してGTDを実践できることはほぼありません。
幸い、今回は私の作ったタスク管理ツールに入力してみせながら進められたので、イメージしやすかったようです。
ただ、説明用に用意してもらったPCがMacintoshだったので、操作説明がグダグダになってしまいました(笑)「これ本当はちゃんとできるはずなんですけどね、、、、マニュアルありますんでそれ見てやって下さい」と言うしかなくて悔しい、、、、
説明書を読み上げるように、ではなくストーリーを!
持ち時間が3時間と、私がGTDをきちんと説明するには少なかったです。
そこでは、いわゆるGTDの教科書的な説明と、ツールを使うためのワークにかける時間はまず必要でした。
しかし、それらは何のためにあるのか、私なりの考えを、自分の経験を通して伝える箇所を今回は設けていまして、そこは皆さんかなり興味深そうでした。
ただの説明ではなく、なぜそれが必要になったかというストーリーがあると、より興味が湧き、理解が深まるようです。
過ぎ話し過ぎは禁物。講師自身もより深く理解すべき。
話したいことが多過ぎて中だるみになったり、そもそも自分の中で把握・整理し切れていない部分はやっぱり反応が薄かった。
まとめ
ざっくりとですが、まとめるとこんな感じです。
・GTDの概念は簡潔に説明する
・ワーク多めに
・ただの「説明書」にとどまらず、「何のためにGTDをするのか」講師自身の経験や考えを交じえる
・そうすれば、必ず興味を持ってもらえる!
こんな機会、他にもあれば是非!