「マインドフルネス」「水のように澄み切った心」「過集中」は同じではないか?
のきばトーク第6回を聞きました。
のきばトーク#6
https://m.youtube.com/watch?v=7Z8yRCifobk
マインドフルネスとタスク管理、というテーマがありました。
雑念を捨てて、今この瞬間の現実をあるがままに受け入れられる状態「マインドフルネス」
気になるやりかけタスクを全て脳の外へ追い出し、今やるべきことを紙やPCに見える化して得られる「水のように澄み切った心」
そして、
興味・関心を持った物事以外を排除し、寝食をも忘れるほど過度に集中してやり続ける、発達障害に見られる「過集中」
この3つは、とても近い気がします。
ただ、「マインドフルネス」「水のように澄み切った心」と、「過集中」には、それを取り巻く環境というか、周辺情報が違います。
過集中は「ある特定の分野でのみ発揮でき」「目の前にある物事に対する具体的な行動が際限なく続いてしまう」というものです。
対して上2つは、「分野は問わない(自分の意思で選ぶことができる)」「時間の管理をすることができる」と考えられます。
GTDは、ツールによって終わりの時間を観念できるので、目の前のタスクがひとしきり片付いたら、その精神状態を終わらせることができます。
マインドフルネスは、そもそも特定の目の前のものに対して具体的な行動をするという環境には無いので、何か具体的な行動を止めるということにはなりません。
精神状態はどれもほぼ同じものを指していると考えて良いと思いますが、コントロールが利くか利かないかで、評価が違いますね。
だからと言って、健常者と障害者(この言い方はできるだけ避けたいのですが)に差をつけようとは思いませんし、同じだと言おうとも思いません。
私は、3つとも訪れる可能性があります。ともすれば、誰にでも訪れる可能性があります。
この3つとどう向き合い、コントロールしていくかが必要なんだと考えています。