「なんだ、みんなできてないんじゃないか」(のきばトーク08)
遅ればせながら、のきばトーク第8回を聞きました。
のきばトーク08
https://m.youtube.com/watch?v=xs8C_rWRl7w
タスク管理界隈の巨人、佐々木正悟(@nokiba)さん、倉下忠憲(@rashita2)さんの対談番組です。
野口悠紀雄さんの超整理法について話されていたのが印象的でしたが、私がグッときた発言は、この記事の題名の佐々木さんのご自身の小さい頃を振り返っての発言。
「自己啓発や整理法等についての本が売れるということは、それだけ世の大人は、できてそうに見えて全然できていないのではないかと思いました」
いわゆる「大人」になって、本当にそうだなと思いますし、若い頃は、他の目に入る「大人な」人たちがみんなちゃんとしている、きちんとデキていると見えていました。
翻って、自分もそんな「大人」にならなければいけない!自己研鑽に励まなければならない!と自分に厳しく接しておりました。
その結果、自分のキャパを超えて頑張り過ぎて、社会からドロップアウトしかける、つまり道を踏み外したわけです(笑)
みんなをデキる風を装うのが上手いなぁ!と思っていましたが、むしろ、そこまでデキなくて当たり前だから普通にしていただけで、それが私の目には堂々としていて、いかにもデキているように見えていただけなのかもしれません。
私は社会に出たのが30代になってからということもあり、
みんな結構デキていないんだけど、それをあまり顔に出さずに、なんとかやりくりしている
というのが分かったのがつい数年前です。遅過ぎですね(笑)
そこで、例えばGTDや何かでキチンとデキるようになると、それだけで相対的な価値は飛躍的に高くなる、というのが実感です。
有り体に言うと「みんな、仕事のタスク管理を案外ちゃんとしてない」と思ったということです。
そう思って安心した記憶と、番組中の佐々木さんの発言がつながりまして、「本当にそうだなぁ!」と共感しました。