QCサークルの話 すごいよWさん!
我々のQCサークルが主催して、GTDをやりたい人を募り、実践してもらうことで、その方々の業務効率向上や精神安定を図ろうというもの。
メンバーが退職したり、リーダーの私の期待が大きすぎて逆に意気消沈しかけたとき、その度、メンバーの1人Wさんの提案で息を吹き返して活動を継続しております。
これを機に自分もGTDを実践し始めたWさん、「他の人がどのようにやっているのかを知りたい」と言って提案した実践報告会が行われました。
実践者は5名。そのうち2名は紙で運用。3名は私の作ったツールで運用。
紙でやっていると、記録がしやすいが、タスクを分解したり、それを並び替えたり等タスクの見直しをするときに対応しきれない場合が多いとのこと。
ツールで運用していると、そもそもエクセルに慣れていないという人もいましたが、とにかく入力が面倒であるという壁があるようです。ただ、慣れるとタスクの分解や、ざっと自分の全タスクを俯瞰したい時には重宝するとのこと。
どちらからも、記録することによる抜け漏れの軽減と安心は感じてもらえています。
お互いのやり方を発表し合い、それぞれのやり方や工夫が参考になる有意義な会でした。
実践者の1人、営業職のKさんが、改善したい点として、出先でもツールを使えるようになったら嬉しい、今は出先で発生したタスクは自分宛にメールしているができればこの無駄を省きたいという話をしました。
すると、レポートラインは違うものの同じ部の上役でもある、QCサークルメンバーのWさん、
じゃあ、そのメールのCCに僕を入れてくれるかな?僕は営業事務だからずっと内勤だし、Kくんのタスク管理ツールをメール見て更新しておくから。
参加者からは「おおーっ!」「優しいー!」と感嘆の声が!
実は、そのKさんのサポート役が今回の実践者の1人の女子なのですが、まだツールを使いこなせていないので、まずは自分がツールの更新をして見本を見せる、という意図のようです。
気がつけば、いつの間にか私のツールを使いこなし、GTDをかなり理解している様子。
ますますチームとして有機的になっていっているQCサークル、この勢いで1人でも多いタスク管理マニアの輩出を密かに狙っています(笑)