締切効果の弊害
「うつ」とよりそう仕事術
https://www.amazon.co.jp/dp/B009SXDICC/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
を読んでいます。
締切効果を利用せず、スタートダッシュで進めるという章で、締切効果の弊害を言っています。
以前、自分がリーダーであるチームの目標設定をする時、このくらいの期限で良いかなと上司へ提出して注意されたことを思い出しました。
これくらいでできるかな?という期限よりも早めに設定して、常にスピードアップ、向上を目指す、という指導がありました。
マネジメント術としてはアリかもしれません。実際、この方法が王道なのかもしれません。
ただ、私の肌には合わない。
本の中で「夏休みの宿題が終わっていない8月31日」という比喩があります。言い得て妙だと思います。
私が自分で仕事をやる場合に限り、通常考えられる(わざと早めない)期限を設定して、前倒し対応するのが性にあっています。
これは、締切が目前に迫った緊張感が、悪影響をもたらすと考えているからです。
それに、焦燥感を煽り立てて仕事に向かわせるというやり方に、やっぱり納得がいかない。だから、GTDでちゃんと進めていくのが合っているのかもしれません。
たくさんの人をマネジメントしていく立場になったら、そんな悠長なことは言っていられないのでしょうが、あえてそれを前面に押し出してギッチギチに管理することに対しては、疑問を持ってしまいます。
甘い、と言われればそれまでですが、GTDが身についていると、そう思ってしまうのでしょうか。