「人の期待に応えない」意志力は大事
「何かにつけて自分のせいにしてしまう」という癖が私にはありました。
必要以上に責任を感じてしまうというものです。誰かが仕事上のミスをしてしまうと、「自分が何かしてあげられることはなかったか?」と考えてしまい、そういった時には大抵こじつけでも何か「してあげられること」は見つかってしまうもので、「ああ、あの人のミスは自分のせいだ・・・」と頭を抱え込む、という寸法です。
嘘みたいな話ですが、私のような思考回路を持っている人は、案外いるものです。
そういう、とても真面目で優しい、思いやりのある人たちは、それであるが故に人知れず苦労します。
こちらのブログ記事を読んで、そんな私たちのような思考回路を持つ人間に必要な考え方を端的に説明している素晴らしい文章がありました。
いつも待ち合わせ時間の15分前に到着していたなら、あえて待ち合わせ時間ギリギリに到着してみる
いつも聞いている頼みごとを、適当な理由をつけて断ってみる。
いろいろと試す事がみつかるはずです。ポイントは、いつも人の期待に答えていたことを答えないようにすること。
「ガッカリした」とか「期待してたのに」と、言われても無視すること。
ストレスを減らしたいなら知っておきたい不完璧主義者になる方法 - 脱貧困ブログ
これをいつも胸に仕事をしていれば、かなり救われるはずです。
頼みごとを断わるというのは、本当に大事です。
そして、「期待してたのに」ということを言われるんじゃないか、それを避けたいと思うことを恐れないのもとても大事です。強力な意志をもって、人の期待に応えていたことを応えないようにします。
そういう自分軸を保つためにも、GTDでタスクを全て一か所へ収集し、その一か所以外には自分の仕事は無いと確信を持って言い切れる状態をキープしておくことが重要だと思います。
そうすることで、ただ闇雲に断るのではなくて、あくまで自分の仕事を円滑に進めるために必要なんだという、自分が納得できる理由を自分で確保して断ることができるような気がします。