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「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

社内QCサークルの話〜解散の危機〜

解散?!

社内告知メールで「今年いっぱいで今のQCサークルは解散します。来年また組み直します」という内容が飛んできました。

 

GTD実践プロジェクトなる企画を進めている我がQCサークルとしては困った状態です。

 

そもそも今後の展開に悩んでました

それ以前に、GTDによるタスク管理の実践を始めてくれる人を獲得したものの、これ以上進められない感じが濃厚でした。それは、実践者のタスク管理運用が軌道に乗ってきたということでもあるので喜ばしいことなのですが・・・。

 

今後新たな展開をしないと、QCサークルの活動が停滞してしまうな、と危惧していました。実践している人たちがタスク管理の運用を軌道に乗せているんであれば、もうお役御免ではないかという考え方もあります。しかし、私はどうにか社内でもっと浸透させたい、もっと言うと業務時間中にタスク管理について話していたりしたいのです。

 

そこに一旦解散の告知ですんで、すわ一大事!でした。

 

またまた活躍!Wさん

奇しくも、QC事務局による月一の会議がある日朝早くに、我がQCサークルのミーティングが設定されており、お題が「これからどうしよう?(意訳)」でした。

 

そこで、我がQCサークルの精神的支柱でもあり、方向性についていつも有意義な提案をしてくれているWさんが口を開きます。

 

例えば、今まで私たちが集めてきたタスク管理運用の成功事例をまとめて社内に紹介して、テンプレートとしてマニュアル化するのはどうでしょう?

 

なるほど。

 

それができたら、それを元に、社員一人ひとりにヒアリングをして、より良い業務進捗の提案をする、というのはどうですか?

 

何その素晴らしいアイデア

 

そして、我がQCサークルの知識的な土台をしっかりさせるため、GTDの勉強会をしようということになりました。

 

その話が一旦終わり、解散の話を持ち出すと、メンバーが皆このままのメンバーでGTD実践プロジェクトを続けたいとのこと。私は感無量でした。

 

取りまとめQC事務局へ直訴

そこで、このGTD実践プロジェクトをこのメンバーのまま続ける必然性と、つい直前にまとまった今後の活動計画と、タスク管理がいかに仕事に大きな影響を与えるかをくどいくらいに説明し、QC事務局への直訴メールを送りました。送った時刻は、事務局会議の2.3分前。ギリギリセーフ!

 

QC事務局会議では、ほぼ全サークル一旦解散して組み直しの予定だったらしいのですが、我々の継続の直訴メールを読み、社長による「具体的な計画がここまであるなら、続けてもらおうか」という鶴の一声で継続が決まりました。

 

Wさんと、その提案に適切に肉付けをしてくれて具体的な計画に仕上げてくれたメンバーのみんなのお陰で、今後も充実した社内タスク管理ライフが送れる!(笑)

 

一挙両得

こうして、解散の危機という局面から、メンバー全員の底力を発揮して、「サークルの継続」「ワクワクするような今後の計画」という成果を生み出すことができました。

 

リーダーは私なのですが、ミーティング通して「ねぇ〜どうしよ〜」「解散になっちゃうよ〜」「分かんないんだけどどうしたら良いのかな〜」といった台詞しか発していませんでした。頼れるメンバーがいて本当に良かった・・・。

 

こうして解散の危機を乗り越え、来年もまた社内でGTDを広める活動ができるようになりました。ありがたや、ありがたや。