ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

QCサークルの新たな展開

窮地を救われた先日の会議

 社員にGTDをはじめとするタスク管理をすすめるプロジェクト「GTD実践プロジェクト」が行き詰まった(と私が思い込んでいた)ところ、今までの実践者指導に加えて、自分たちのGTDへのより一層の理解、上手くいった事例をマニュアル化し社内共有という新しい取り組みを開始することで、サークル存続ができるようになりました。

 

GTDを教える

サークル内への共有のため、私がGTDの基本的な事項を教えることになりました。いや、なりましたというか、やらせて欲しいとお願いしました。

 

まずは、GTDの目的である「水のように澄みきった心」を得ること、それとGTD独自のフロー、それぞれのタスクの高度(身近なものか、いつかやりたいものか、夢くらいの実現可能性のものか)の話をしてみたいと考えてみたいと思います。

 

それと、GTDの本丸以外の話である、タスクの分解(細分化、ばらしとも言いますね)、アドラー心理学の「課題の分離」あたりも話をしておきたいですね。

 

あとは時間管理の話、タスクシュートの話なども……となると、いつまで経っても終わらない気がしますが、私が仕事をする上で特に必要だなと思う事項をピックアップして教えたいと考えています。

 

教えられる人を育てる

この活動は、まずは自分がタスク管理、GTDをきちんと教えるという経験をしてみたいと考えていることが発端になりますが、最終的にはメンバーの一人一人が教えられるようにしたいという目論見があります。

 

そのため、より実践的な、業務に即した話題を使って教えたいと考えています。

 

 

1人でできることには限界がある

タスク管理にハマった人ならよくある話かと思いますが、まず「タスク管理」という言葉が理解されません。そして、大抵敬遠されます。それでもなお自分1人でタスク管理に関する本を読んで、同好の志を募って集まったり、そのような場に参加したりして見識を深める、つまりマニアになっていくわけです。

 

これはこれで充実した良いことだと思いますが、できれば日常的に生かしたいですし、タスク管理について話せる仲間が身近にいて欲しいものです。私が所属するこのQCサークルの話の場合は、特にそういった仲間がいることで、より一層活動の熱量と幅が広がり、メンバー相互の気付きが得られるものだと思います。

 

そんな相乗効果でスキルをお互いに上げていければ、仕事もやりやすくなるし、会社に行くハードルがより下がるのではないかと考えています。

 

教えることでこちらの世界へ

さらに、これは好みの問題ですが、1人でも多く、私の周囲にタスク管理マニアを増やしたいというのもあります。会議の最中、口には出さずとも「おお……アイツは今『タスクの収集』を念頭に喋っているな」「ああ……あの人はタスクの分解をやろうとしているッ」などとお互いにニヤニヤしながら進めたいじゃないですか!(笑)

 

そこまでできるかは分かりませんが、公用語として「タスク」「タスク管理」「タスクの分解」「(週次)レビュー」「ストレスフリー」といったタスク管理界の専門用語が、社内で飛び交うようになるべく、QCサークルの活動をしていきたいと思います。