「生産性を上げる」とは?
もはや流行り言葉
今声高に叫ばれているホットワード「生産性の向上」。これって何?という話です。そりゃあキミ、「生産性」を「高める」ことだろう?と、説明にもならない説明をして分かったつもりになっていやしませんか?
生産性を上げる方法
労働生産性の計算式は、付加価値(≒粗利益)÷平均社員数です。簡単な例えで言うと、例えば製造工場であれば、1時間で10個作っていたのが20個作れるようになったら、生産性は2倍になったということですね。そのためには、製造ラインにいる作業員のスピードアップや、不良品を少なくすること、無駄な作業をなくすことなど工程の見直しが必要になります。
知識労働者にとっての生産性向上とは?
では、量で計ることが難しい、デスクワークのサラリーマンなどはどうすれば良いのでしょうか。
私はここでタスク管理が必須だと考えます。無駄な思考を減らし、段取りを明確にして完了までの道筋を見える化し、なおかつ段取りに分解することで手をつけやすくして余分なアイドリングをなくす、といった、尻を叩いて単なるスピードアップをさせるのではない方法で無理なく仕事を効率的に終わらせる効果があります。
さらに、効率化をすることで精神的に余裕が生まれる「ストレスフリー」な状態になることができ、量では計れないものの、仕事には間違いなく寄与するものになります。
生産性向上の具体的行動
生産性向上を叫んでいる人はいますが「じゃあどうやって?」と聞かれたら、具体的にこうする!と答えられる人は少ないんじゃないかと思います。ただ単に早く手を動かせば良いというものではなく、工場の製造工程を見直すように、自分の仕事の行動1つ1つを吟味し直していくことが必要かと。
タスク管理はそこに直接メスを入れるものですので、生産性を向上させるためには必須だなと思います。