6時間は案外短かかった!第3回&第4回「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」
チャレンジングなタイムテーブル
ひらめきメモの中の人としてTwitter上で名を馳せているF太さんとの共催イベント「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」を、一昨日開催致しました。
今までは3時間一本勝負で開催してきたこのイベント、今回はEXP立川さんに会場をご提供いただくという強力なご支援に甘えて、1日2回開催という強行軍を敢行しました。
おおよその流れは決まっていながら原稿や台本は無く、その場でお互い話したいことを出し合って進めていくトークライブのようなこのイベント、3時間喋りっぱなしであります。これを2回繰り返しましたので合計6時間、ひたすら喋りに喋りまくりました。
暖かい参加者の皆様
このイベントをやっていて毎回感じるのですが、参加者の皆さんはとても熱心に聴いてくれます。だからこそこちらも熱が入ります。熱が入り過ぎて、特に午前中の回は時間をオーバーしてしまいましたが、それでも終了後の個別のご挨拶では、優しい言葉をかけていただきました。ありがたいことです。
緊迫した場面
F太さんがヘレン・ケラーの話をして、「名前の付いていない物事を言語化することで、自分の把握する世界が一気にひらける」という、とても良い話をしていました。
皆さんご存知、ヘレン・ケラーは目が見えず耳も聞こえませんね。サリバン先生が、その物を実際に触らせて、その後に"water"と手のひらに書き、言葉というものの概念を教えた話は有名です。
「リンゴを触らせて、そして"apple"と書いて……」
という話をして、言語化の大事さ、タスクを頭の中にモヤモヤっとさせておくのではなく書き出して言葉で定義すると、脳内メモリがそのぶん解放されること、それによって、より発想が自由になったり、気持ちが軽くなったりするということを伝えている最中のこと。私の頭で、あの全身黄色い中年男性が「♪I have a pen…」と歌い出してしまいました。そう、昨年、世間を席巻したあれです。
ちょっとクスリとしたところ、それがクスリどころではなくかなりニヤニヤしていたらしく、「小鳥遊さん、ニヤニヤしてますが、今もしかしてあの人のこと考えてます?」と拾われてしまいました。
すぐに軌道修正して、元の真面目で良い話に戻りましたが、何しろまだ私の頭の中ではピコ太郎が踊っています。少しでも笑ってしまったら際限なくゲラゲラいってしまう予感がありましたので、「プッ」と少しでも笑い出さないよう、必死に舌を噛んで我慢しました。個人的に緊迫した瞬間でした。
アドレナリン
そんなこともありながら充実した2回を終えた時、「6時間があっという間」「あともう1回くらいできるんじゃないか?」というくらいアドレナリンが大量に出ていました。このテーマを人前で伝えることが、自分にとってはとても大事なことなんだと改めて分かりました。
次回は来月か再来月に行なう予定です。それまでにピコ太郎に打ち克つよう精進する所存です(笑)