ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

いったん全てを捨てるのもアリ

臨界点

仕事のストレスで「もうダメ!」という臨界点を感じたことはありますか。私は大きいものは2度ほどありました。これ以上頭に積み込めない、頭が働かないという状態です。

 

一日中仕事をしていると、これに近い状態を経験することがあります。そんな時は、いったん仕切り直して、例えばタバコを吸いにいったり、1日も終わりに近づいていたら帰ったりします。つまり、多かれ少なかれ自分にリセットをかけるわけですね。臨界点に達したら、意識的にせよ無意識的にせよ、こんいったことを我々はしています。

 

ココロの臨界点

これがメンタルがいっぱいいっぱいになった時は、皆我慢してしまいます。これ以上職場に居ることに耐えられない、仕事ができない、辛い、と感じたら、先ほどの話でいくと自分に相応のリセットをかけるべき状態です。それが悪だと言わんばかりにリセットをかけない。

 

リセットを避ける理由

確かに、出世に差し障りがあるとか、自分がいないと仕事が回らないとか、そういった理由があって、なかなか自分への大きなリセットをかけることはできないのでしょう。

 

私とて、バンバン休もう!辛かったら休職しよう、退職しよう!とは他人には言えません。リセットすることがそれなりにネガティブな影響を与えることは否めません。

 

でもリセットは良い

しかし、あえてリセットすることのポジティブな面を考えます。私が2度経験した休職を想定して書きます。

 

まずは、ひとまず直接的なストレス源から解放されることです。これは驚くほど自分を変えます。今まで背負っていた重荷を下ろしてとても身軽になり、その身軽さに若干の後ろめたさを覚える程です。

 

さらに、復職した時、もしくは休職の後退職して転職した時に、またゼロから始められるという点です。これはタスク管理をやる上でもとても良い状態だと思います。今抱えているたくさんの仕事を書き出すより、これから引き受ける仕事を書いていく方がタスク管理をする上で気持ち的に楽だからです。

 

復職とタスク管理をセットに

私は、復職した時はタスク管理という言葉すら知りませんでしたが、ゼロからのスタートを意識して、全部の仕事を書き出していこうと思い、それが結果的にタスク管理を実践することになりました。タスク管理を始めるには手間がかかって面倒なのが通例ですが、このようなゼロからのスタートの際であれば、面倒臭さはあまり感じずにタスク管理を開始できると思います。もし今休職して、復職するのであれば、タスク管理を新たに始めるのはとてもお勧めです。