ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

「それだと自分しかできない仕事がなくなってしまう…」

大誤算

仕事をシェアしてお互いに協力して早く帰ろう。今考えれば、これを他人に強要するのは迷惑以外の何物でもありませんでした。私の大誤算。仕事をシェアするということは生活残業する理由を潰しかねないのだと理解した瞬間がありました。

 

仕事をシェアして助け合おう

お互いの仕事を開示して、誰かが休んだ時にまた別の人が代わりに仕事をする。仕事をシェアすることは会社員として普遍的な正義だと信じ込んでいました。

 

仕事が溜まって、残業できるギリギリの時間までやらないといけない人がいました。その人は私と同じ所属であり、私と同じく、管理職ではありません。当然のように何か協力できることはないかと声をかけました。ありがとう、でも大丈夫だと言われました。さらに私から、協力し合えるようやり方を教えて欲しいと言ったところ、題名のセリフが返ってきたのです。私はその人の既得権益に踏み込もうとしてしまいました。

 

その人からしたら「タスク管理で早く仕事を終わらせて早く帰ろう!」とか「お互い仕事を見える化して協力しよう!」とか言う私は、果たしてどう映っていたのだろうかと思いました。いらぬお節介をしてくる人だったのかもしれないですね。結局、本当に困ったら協力するから言って欲しいとだけ伝えました。

 

葛藤

その人を間違っていると糾弾することは簡単です。 私の判断も、もしかしたらいつもの私からしたら「君は何を言っているッ!」と言われてしまうようなものかもしれません。

 

しかし、そうせざるを得ない切実な事情があることを知っているので言えませんでした。あちらが立てばこちらが立たず。難しいですね。