仕事を前倒しで終わらせる2つの大事なこと
仕事の前倒し
我が盟友(と私が勝手に思っている)えふ太さんがこんなツイートをしていて、つい反応してしまいました。
うーん。なんとなく見えてきた。「仕事を前倒しで終わらせる能力」をそろそろ本格的に身に付けたい。この能力の難しいところは「はい、完成!」という区切りを自分でつけなくちゃいけないところ。締め切りは、この区切りを強制的につけてくれる。だから締め切りギリギリに仕事は完成する。
— えふ太 (@fta7e) 2017年4月12日
「締切の大切さ」については、えふ太さんのツイートに書かれている通り。なので、仕事を前倒しで終わらせるのに大事なこと1つ目は「締切を設定する」です。
2つ目
さらにもう1つ大事なことがあります。「すぐに、ちょっとだけ着手する」です。簡単なように見えてなかなかできないんですよね。「まだ締切まで期間があるから、ちょっと置いておこう」とか言って意味もなく寝かしておいたりします。カレーのように熟成して味に深みが出たりするならともかく、そうじゃないですよね。
この初動のちょっとした判断の違いが、後になって効いてきます。ちょっと手を付けると、完了までの見通しがある程度つくようになる。進めやすくなる。早く完了する。この流れです。
手を付けない人のパターン
逆に、手を付けないでそのままにしてしまう人がいますね。手を付けないと締切までの時間がそれだけ短くなりプレッシャーが増すことになります。ますます着手しづらくなります。その繰り返しで、締切を破ってしまうことになります。締切を破ってしまったと、精神的に自分を追い込んでしまうことも。 タスク管理界隈でハッとする言葉を強烈に発信し続けるjMatsuzakiさんのツイートはまさにこのことを端的に示しています。
生活リズムが崩れたり、精神的に落ち込んだり、現実逃避にどっぷり浸かったり。それらの引き金になるのは大抵「期限ギリギリになって焦ってやる仕事」だ。早めに手をつける習慣には、仕事の期限に間に合う以上の価値がある
— jMatsuzaki (@jmatsuzaki) 2017年4月13日
さらに、手を付けないタイプの人は手を付けないように自分を誘導しています。すぐに着手したらこうなっちゃうんじゃないか、変なことが起こったらどうしよう、とか第三者から見たら余計なことを考えて、なかなか手をつけようとしません。手を付けない理由を探し出して、自分で納得して仕事を寝かせてしまうパターンです。
「ちょっとでもいいから始めてみる」の「ちょっと」を過小評価してはいけないなと思います。ちょっとの着手が自分に大きな影響を与え、締切効果と併用すれば絶大な効果があることを、声を大にして言いたいです。特に10年前の私に!おーい!聞いてるかー!(笑)