ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

第11&12回「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」開催!

回を重ねるにつれて……

昨年9月から本日で12回開催することになります。今年から1年かけて発達障害をテーマとした特集番組がNHKで組まれることになり、以前より発達障害に対する関心は高まっているような、そんな気がしています。

www.kokuchpro.com

 

ただし、世間的にはそんなに認知されていないであろうと思っています。「趣味の園芸」が実は50周年を迎えていて、そのアニバーサリースペシャルサイトができている、とか私は知らないです。そんな感じだと思います。

 

それでも継続的に回を重ねているのは、そんな認知度でも、いや、そんな認知度だからこそ意味があると思っているからです。

 

このイベントの価値はどこにあるのか
このイベントは、あくまで私の個人的な体験をお話するだけなので、世の中の発達障害当事者の皆様に当てはまるとは思っていません。私は、発達障害の中のADHD(注意欠陥・多動性障害)の不注意優勢型で、おそらくそんなに重くはないです。発達障害には色々な人がいます。そんな方々も全員含めて、私が全部どうにかします!などと大それたことは言えません。

 

しかし、それでも私と同じような傾向・程度の方は相当数いると考えています。そして、そんな方々は、私と同じく、いわゆる健常者と対等に仕事で渡り合えるのは結構難しいはずだと思います。その難しさにどう対処していくか。そこに「自分のやり方を工夫することで、対等に渡り合えるようになった」という私の体験をお伝えする価値があると考えています。

 

例えば、車椅子を使っていれば、見た目に分かりやすいので周囲の理解はあるでしょう。しかし、発達障害は、そこまでの理解が浸透しているとは思えません。外部から見えないので、ただ単にトロいとか注意が足りないとか言われがちなのではないかと思います。

 

だからこそ、まだ自分で自分のことをどうにかしなければいけない、自分のできることのレベルを引き上げて、その上で自分の特性について把握し周囲に具体的に対応策をお願いできるようにならなければいけない。

 

……といった気づきが、参加者の皆さんに生まれるようにお話したいと思います。

 

今回もまたお世話になりますEXP立川さん!
ご縁がありまして、障害者就労移行支援を行なっているEXP立川さんより会場をご提供いただいております。EXP立川はうつ病など『軽度のメンタルヘルス系疾患』からの復職・就職を希望する人に向けたトレーニングを提供することを目的としています。約10年前、私が仕事ができず悩んでいた時期にこんなところがあったら良かったのに!と思っています。

exp.or.jp



そんなこともあり、今回もまた現在、休職中、あるいは転職検討中で、次の仕事に不安を感じている人対象としています。そのような人のためにも、より具体的で実践的な内容にしていきたいと思っています。

ご参考までに、告知ページの紹介文を下に書きます。

開催までの経緯
生来の不器用で仕事が上手くいかなかった私はタスク管理で変わることができた体験を話したい!と前々から考えておりました。

そんな時に「シゴタノ!」主催の大橋悦夫さんのイベントでF太さんと話す機会があり、実は同じような企画をしたいと思っていたとのこと、衝動的に「やりましょう!」と話していました。

F太さんの「ひらめきメモ」は本にもなり、フォロワー数も複数アカウント合わせて30万(!)。その示唆に富んだ呟きのクオリティの高さは、支持する人の多さがそれを物語っています。人生に対する「気づき」を皆欲しているのでしょうね。

 

私のしくじりっぷり、タスク管理でそんな私がどのように立ち直っていったか。そして、半分聴き手の立場にいるF太さんによる絶妙な問いかけや合いの手が、よりこのイベントの内容を深く濃くしてくれます。

 

このイベントの参加対象

興味ある方全員、ではありますがとりわけ以下のような経験が当てはまる方に是非いらしていただきたいです。

・現在、休職中、あるいは転職検討中で、次の仕事に不安を感じている

・仕事をつい先送りして地雷化させてしまう

どうやったら良いか分からない仕事を前にウンウン唸って時間だけ過ぎていってしまう

抜け漏れ忘れがしょっちゅうある

些細なミスも重大に受け取ってしまったり、他人のミスを自分がこうすれば良かったんだと自分のせいにしようとする

・1つの仕事に集中できず、結果どの仕事もなかなか完結できない

・机の上やパソコンのデスクトップがどうしても整理できない

・上記の悩みを持つ方のご家族、上司、部下

 

このイベントに参加することで得られること

・ダメダメな小鳥遊がタスク管理を取り入れてどんな変化が起こったかが分かり、自分はやっていけるかもしれないという「安心」

・小鳥遊が実践している「タスク管理の具体的な方法論」

・上記に対するF太さんの質問、コメントによる「気づき」「ひらめき」

 

・その他、質問に対してイベント中は常時(≠随時)喜んで全力でお答えします!