ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

【開催御礼】第11&12回「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」

開催御礼

7月16日(日)に、「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」を無事開催することができました。参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

参加者の皆さんに共通する“思い”
毎回思うのですが、おいでいただいたみなさん、本当に真面目で真摯、熱心なんですね。事前アンケートを読んでも、自分を向上させたい!自分の弱みをどうにかしたい!という熱意がとても感じられるんですね。

 

思うに、きっと数年前の私が味わった、自分はもしかしたら致命的に仕事ができないんじゃないか、このまま失敗を繰り返してしまうのではないかという危惧を抱えて、会場までいらっしゃったんじゃないかと。その焦燥感、そして徒労感は非常に大きいものだと経験上お察しします。「ああ、自分はもうだめか」と、まるで力石徹と戦った直後の灰になった矢吹丈のような状態に陥ったことが私にはあります。

 

灰からの復活
あしたのジョー」では、主人公矢吹丈が真っ白な灰になってしまい命を落としますが、そんなになってしまっては困るのです。社会人として仕事をして、おまんまを食っていかねばならんのです。それがどうすれば良いのか、どうしたら復活できるのかが私には全く想像がつきませんでした。

 

想像もつかないところからの復活は、奇しくも自分がこんなにもできないのかと思い知ったところから始まりました。天からの一筋の光明が、とかそういった奇跡があったのではありません。自分がこういうことができない、これをするのは不可能だと自分を見切った、信用しなくなった時が、復活のスタートだったと思います。「自分はこういうことができない」「自分にはこれに苦手意識がある」といった、自分に対するネガティブな認知をすることができればこっちのものだと考えることができます。

 

自分のできないことを認知する
このイベントでは、私が持つ「忘れっぽい」「先送りしがち」「仕事が遅い」「何でも自分のせいにしてしまう」といった特性を挙げ、自分も共通すると思う事項に、差支えなければ挙手をしていただき、再度自分の特徴を認識していただいています。こういった自分の弱みを認識できていれば、復活へのスタートが切れるという私の確信があります。

 

幸い(?)にも、毎回たくさんの手が挙がります。「いいですね~!」と冗談交じりに言っていますが、これは復活への暁が近いですよという私のメッセージでもあるわけです。もっと言えば、このイベントが目にとまりご参加いただいている時点で、かなり悩みの半分くらいは解消できる可能性はあるのではないかと思います。

 

では、残りのもう半分は何か。それは、タスク管理を軌道に乗せること。これまた難しい課題であり、実際に手を動かすのはご本人なので、あとはもう私としては頑張って欲しいと応援するしかありません。

 

そのための助言はいくらでもいたします。ツイッターのダイレクトメールでご相談いただければ全速力でご返答いたします。私がタスク管理で灰の状態から抜け出すことができたように、一人でも多くの方がタスク管理でうまく仕事をこなすことができるよう、祈ってやみません。