ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

「どうも仕事が進んでいる感じがしない」は救いの神

手は動かしてるんだけど

普通に朝出勤して、いつも通りパソコンを開き、メールを見て、やることを確認して、いざ仕事に取りかかる。毎日のありふれた光景ですね。私も毎日ここから始まります。

 

仕事中、「今日はなんかうまくいかないな」「進みが遅いな」と思うときがあります。目の前に仕事という大きな岩があって、押しても少しずつしか動かないという徒労感に襲われることがあのです。

 

お決まりのパターン

以前の私であれば、「なぜだ!?」と焦って頭の中がそれだけで真っ白になってしまっていたことでしょう。そんな馬鹿なと思った方は幸せな人です。本当にこの程度で私の心は千々に乱れていたのです。

 

しかし、今はもう焦りません。「なんかうまくいかないな」というアラートが上がってくるときのお決まりのパターンとして認識しているからです。どういうパターンか。

 

①タスク管理ツールに入力せずに仕事を始めてしまっている。

 

②そして別の割り込みタスクが入って、①のタスクをいったん手放し、割り込みタスクの方に手をつけている。

 

これです。このパターンであることがほぼ9割がたです。そして、この状況に陥っているときにアラートが自分に上がってくるのはとても良いことだと思っています。

 

無防備過ぎる人たち

アラートが上がってくるのが良いとは、一体どういう了見なんだ?とお思いかもしれません。タスク管理をしていないと、このアラートすら上がってこないのです。私から見れば大変危ない。このまま見過ごしていたら、①のタスクをやり忘れます。「あ、忘れてましたぁ〜。テヘッ」で済めば良いのですが、そうもいかないときもありますね。

 

アラート体制作り

アラートが確実に上がってくるような体制を作ることの大切さはお分かりいただけたことかと思います。では、そのためにはどうすれば良いか。一言でいえば「タスク管理をする」です。

 

「タスク管理をする」だけだと具体的ではないのでもっと落とし込みます。一番大事なのは「発生する仕事を頭の中に留めず、全部書き出す」ということに尽きると思います。

 

アラートを発してくれる「タスク管理」システム"GTD

タスク管理、特に私がお勧めする手法"GTD"では、上記の行動がまず第一とされています。書き出せていないと「あれ?なんかうまくいっていないぞ」と思うようになり、アラート機能を発動してくれるんですね。

 

「どうもうまくいかない」は、一見するとネガティブな心の動きですが、実は自分をミスから回避させてくれる救いの神です。信じるものは救われる、とまでは言いませんが、私はGTDのシステムを信頼し、その結果大変助かっています。よろしければ、是非ご一緒に。