ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスク管理ツールを社内の女性社員に見せてみた


GTD実践プロジェクト会議
当社では、タスク管理手法”GTD"を広めるべく、GTD実践プロジェクトを推進しています。当社ではと書きましたが、ほぼほぼ私が提案して私がプロジェクトリーダーとしてやりたいようにやっているのが現状でして、先日もプロジェクト方針を社内上層部の会議にかけたところ「うん、頑張ってね」くらいにしか認識されていないという放置プレイ、もとい任されっぷりであります。

 

「私のやりたいようにやる」なんて書きましたが、実際のところ私はメンバーの意見に「いいねー!」「すごいね!」「なるほど!」と言うだけのプロジェクトリーダーとなっております。進め方について珠玉のアイディアを出してくれるのが、営業事務をまとめ上げているWさん。この方は、業務プロジェクト化する前のQCサークル時代でも毎回我々をリードしてくれる頼もしい御方です。

 

我々のプロジェクトは、社内でのGTD広宣流布を進めるという目的のため、新入社員研修プログラムにGTD研修を入れるという戦略を取ることを決め、先月末にその方針に会社としての承認が得られました。今回の会議ではその進め方について、Wさんは極めて具体的で無理のない、かつ効果的な提案をしてくれまして、やはり今回も私は「なるほど」と言うだけで終わりました。その内容については別記事に書きたいと思います。

 

会議の後半、クラウド版ツールを見せた
もともと私はこの会議には、クラウド版ツールを見せたくて参加していました。実は、前日から少々体調が思わしくなく、でもこの会議には欠席したくない!と前日午後半休を取ったほどです。そして、まるで親に買ってもらったおもちゃを友人に自慢するかのようにクラウド版ツールをメンバーに見せ反応を窺いました。

 

ポンポンでてくる女性の声
反応は、思っていた何倍も好意的なものでした。「これすごい!」「使いたい!」という声の連発。操作しやすい、見た目がきれい、分かりやすいという感想が出てきて、私は嬉しくてしょうがありませんでした。社会福祉法人からの拡散という私のアイディアを話すと、それにも「面白い!ワクワクする!」と賛同してくれました。

 

メンバーの話はとどまりません。「これ、例えば背景を着せ替えにしたり、アイコンを可愛くしたり、ゆるキャラみたいなのを登場させたり、フォントや言い回しを変えたりしたら女性ウケすごくなりますよ!」とのこと。この視点はありませんでした。タスク管理ツールのカワイイ路線の開拓です。新たな可能性を感じずにはおれませんでした。

 

バンドのライブによく行くという女性社員(そのような女子を「バンギャル」と言うそうです)からは「ライブのスケジュールやチケットの発注をこれで管理したい」と言ってくれました。

 

主婦の方にも、やるべきことの整理がこれでできたら楽になって良いという話も出てきました。持ち運べるスマホでもタスクが管理できることから、場所にとらわれず、しかも操作が簡単なタスク管理ツールが主婦は欲しいはずなので、そういった層にニーズはある!とのことです。実際にご主人がいる女性社員からは「旦那の給料日にやる自分のルーチン行動を管理したい」という声が上がりました。

 

さらに、タスクを一定数クリアしたらポイントが貯まって新たなキャラのスタンプや着せ替え背景と引き換えられるとかあったら面白いかも、等と話がポンポン出てきて、私には考えもつかないものばかりでした。でも、言われたら確かにそうなんですよね。

 

真面目過ぎたか……
今まで「タスク管理ツール」的な、真面目な頭で考えていたので、このような発想はありませんでした。より多くの人たちへ拡散するためには、主婦層や若い女性もターゲットに想定しても良いのです。その視点がありませんでした。

 

「このツール、色々広がりますね」と言ってくれた女性社員は、大学で経営学を学びマーケティングのゼミに入っていたので、大学時代を思い出して楽しかったと会議後に述懐していました。世の中の半分は女性なのですから、女性もターゲッティングすることはとても大事だなと気付かされた会議でした。やっぱり前日午後半休とって良かった!