寝正月にも、忙しい職場にも適用できるツール
有意義な朝活
私は、毎日5時に起き、7時過ぎには職場のあるビルへ到着し、8時始業までの時間をビルの1階にあるカフェで過ごします。いわゆる朝活というものです。毎日、タスク管理についてのインプットやアウトプットをこの朝活でしています。起きてから近ければ近いほど、その時間帯は脳のゴールデンタイムになるのだそうです。一番脳の働きが良い時間帯にタスク管理について思考したり文章にまとめたりするのは、自分にとってとても大事な時間です。
・・・。
なんですか、このキラキラ眩しくて意識高い文章は。
朝活は良いが…
いや、こういった活動そのものを否定しているわけではないんです。むしろ、良いことです。良いからこそ、私は続けているわけです。しかし、毎日毎日こんな調子で、純粋で正しい目をして「ね!だから朝活って素晴らしいんだよ!ね?ね?ね!」などと目の前で言われたら、私はきっと辟易するでしょう。元々そういったキラキラ系には弱いのです。朝活自体は良いことですが、それを「ホラ!自分やってますって!」「すごいでしょ!?」という圧を感じさせるようなメッセージには抵抗感を覚えます。
毎日タスク管理についてこのブログで書いている私にとってはブーメランのように「それはお前だ!」と返ってきてしまいそうですね。
©Unknown chemist8103
寝正月
私はそもそもダラダラするのが好きでして、この正月はほとんど寝ています。朝は8時頃起きて何か適当に冷蔵庫の中から取り出してその場で食べ、そして二度寝。昼に起きだしては昼食をつまみ、昼寝。夕方頃起きだして夕食を食べ、深夜までダラダラテレビを見たりして寝ています。典型的なダメな生活パターンです。開き直ってこんなツイートをしています。
毎日5時起きしていたのが嘘と思えるくらい怠惰な生活を送っています。
— 小鳥遊@2/3イベント (@nasiken) 2018年1月1日
これを毎日の早起きルーチンが崩れると取らずに、年末年始の年次ルーチンを実行しているのだと捉えるというライフハック。
タスク管理はしていないのか?
そんな状態で、果たして私はタスク管理をしているのか。これがユルユルとですがしているんですね。タスク管理というと、もう一日全てをきちっと送れるように自分で自分を見張るようなイメージですが、さにあらずです。
仕事でのタスク管理はすべてのタスクを書き出して分解して実行するごとにツールを更新して、ということを励行しています。しかし、仕事を離れて、しかもこんな生活を送っているときには、すべての行動を逐一「目的を見極めて」「タスクを分解して」「実行するごとにツールへ反映させて」といったことはしていません。
できなければできないで良いと考えて、イメージ的には「お買い物リスト」レベルでしかタスク管理ツールを使用していません。タスク管理手法”GTD"の本来の趣旨からすると、生活の1つ1つも全部書き出して、頭の中にある「やるべきこと」を頭の外に追い出すべきですが、そこまでやる気にはなりません。
私はむしろ「お買い物リスト」レベル、ちょっと緩いレベルで管理できるのが良いと感じています。そして、その緩いレベルでも対応できるツールがあることに安心感を覚えます。
ツールはある程度「緩さ」を許容できた方が良い
業務タスクを登録するには階層分けをして手順を明確にしたタスク管理をする形式がマッチするのですが、日常生活上のタスクは割とそこまでガチ感が無い方が、逆に取っ付きやすくて良いのではないかと思います。その両方に対応できるツールだと、結果的に長続きするのではないかと考えています。
「足湯機とか見る」なんて、「とか」という具体性のないふわっとした表現は業務タスクではまず使いませんし、「見る」というのも行動の内容としては不明確ですね。でも、それでも良いんです。こういった使い方もしていけるツール、使っていて安心感があります。このような緩い使い方、はたまた業務でのきちっとした使い方両方できるツールは、私のような根が怠惰な人間も優しく受け入れてくれるような気がします。