「やり方次第」で生きていく(中日新聞「目耳録」掲載)
昨年(2017年)12月に、私のタスク管理への取り組みを中日新聞・東京新聞で取り上げていただきました。
この時は、11月に名古屋と京都でイベントを行ったときに取材していただいた内容をもとに記事を作成していただきました。
そして、引き続き粛々と活動を続けていたところ、ツイッターのフォロワーさんから「小鳥遊さんの記事がまた出ていますよ」との知らせが。
昨日の中日新聞の夕刊の「目耳録」という記事で、以前私を取材いただいた花井記者が、私を取材した時の感想を書いていらっしゃるということを聞きました。とてもありがたいです。
— 小鳥遊@2/3イベント (@nasiken) 2018年1月23日
今こちらでは入手できなさそうなので、内容だけでもお教えいただける方いらっしゃいませんか?
早速、親切な方に「目耳録」が掲載されている紙面の写真を撮ってお送りいただきました。 写真画像をそのまま載せるのはできないので、一部を抜粋します。
失敗続きの自分へのいらだちが募り、障害があると診断された後も転職を繰り返した。
行き着いた今の会社で、思い切って障害を公表。少し肩の荷が下りた気がした。業務の内容をすべてパソコンに書き出すツールを自ら編み出すと、抜け漏れはなくなり、仕事でのミスもなくなった。
「やり方次第で、障害と共に生きられる」。社会に出て初めて、仕事で達成感を味わうことができている。
(2018年1月22日中日新聞夕刊「目耳録」より抜粋)
プロの記者さんに言うのは失礼かもしれませんが、いい文章ですねぇ。私の言いたいこと、伝えたいことをきちんと汲み取っていただけている。ありがたいことです。
執筆した記者の花井康子さんに御礼を申し上げたところ、紙面をお送りいただけることになりました。これまたなんというありがたい話。発達障害をテーマにすると、反響が大きいのだそうです。
つい先日、中日新聞で「発達障害 食で改善を 北陸の有志団体 提案へ金沢で来月講演」という内容の記事が掲載されました。しかし「発達障害はミネラル摂取で改善する」というその講演内容の真偽は定かではありません。批判が多かったのか、web上ではすでに削除されています。
正しくない情報、当事者に迷惑がかかるような情報は発信されるべきではないと思います。しかし、積極的に発達障害をテーマに取り上げる中日新聞社の姿勢は、私は評価したいと思います。少なくとも、私を取材して下さった花井さんには、良い記事を書いていただいて大変感謝しています。「やり方次第で、障害と共に生きられる」は、当事者を勇気づけるとても良いメッセージだと感じました。こんな方向性で、これからも情報発信していきたいと思います。