タスクペディアを広める目的は「ツールを使ってもらうこと」ではない
ツールを広める理由
私が自作したツールをクラウド化させた「タスクペディア」、5月に公開予定ですがたくさんの人に使って欲しいと思っています。それは、自分がタスク管理に救われたような体験を多くの人にも経験して欲しくて広めたいからです。その考え方が反映できるように、作り手側からユーザーへの導線を考えたいと思っています。
ツールを使ってもらうのが終着点ではない
ツールの作り手としては、自分が作ったツールを使ってくれるのがとても嬉しいのです。できれば私と同じくこのツールを使い続けてくれるとありがたい。
しかし、本来タスク管理は個人個人で違うものであることも私は重々理解しています。1つのツールが誰にでも通用するとは限りません。ちょっと寂しいですが、各自、自分なりのタスク管理の方法を創り出すのが終着点だと思います。
それでも広めたい
それでもタスクペディアを広めたいのです。なぜかと言うと、タスク管理を身に付ければもっと生きやすくなる人がいるのに、タスク管理を始めるハードルがあまりに高すぎるからです。
何も考えずともタスク管理の効果を体験でき、その仕組みが分かりやすいように可視化されているものがあれば、タスク管理の導入として最適です。取っ掛かりやすい導入があれば、タスク管理に触れる人が増えます。
ツールの役割
タスクペディアはタスク管理の__とりわけタスク管理の金字塔"GTD"の__運用をかなりシンプルに可視化してくれ、その効果を体験できるツールです。
私は、タスクペディアを通じて、タスク管理に触れる人がより多くなり、自分が持っていた発達障害特性と同様の特性を持ち悩んでいる人が、私がかつてその恩恵を被ったように、救われることを願ってやみません。
その入口として役割を「タスクペディア」というツールは果たしてくれると考えています。
この活動の目的
ツールを広める側は、ツールを使ってくれる人をより多くすることが最終的な目的となると思います。それは当然です。しかし、私と、私の考えに賛同していただいている社会福祉法人SHIPの方々は、その先であるタスク管理を身に付けることで仕事を無理なくこなせるようになり生きやすくなることを目的としています。
自分で書いていても恥ずかしくなるくらいの綺麗ごとで青臭い話かもしれません。ですが、この活動の目的を「なぜ」で追求していくと、どうしてもこの結論になるのです。この活動がどこまで広がるのか、もしくは広がらずに壁にぶち当たるのか。しばらくお付き合いいただければと思います。